レポート
talkSPORTによれば、トッテナムのリシャルリソンが英国市民権テストに合格したことを明かした。ワールドカップに参加していない選手たちがトレーニングに戻る中、リシャルリソンはオフ期間に“重要な用事”として市民権テストを受験していたという。彼は「女王陛下、戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦…難しかった」と語り、3ヶ月間の勉強を経て合格したことを誇らしげに報告した。
リシャルリソンは胸にブラジル国旗のハートのタトゥーを入れているほど母国への愛情が深いが、イングランドへの強い思いも持っている。プレミアリーグでの挑戦は今年で10年目。2017年にワトフォードへ加入して以来、エヴァートン、トッテナムと渡り歩き、プレミアリーグで確固たるキャリアを築いてきた。
ワトフォードではデビュー・シーズンに全試合出場し、皆勤賞として存在感を示した。エヴァートンでは4シーズン連続で二桁得点を記録し、残留争いの中で決定的なゴールを量産。トッテナム加入後は負傷に悩まされながらも、2023/24シーズンに復調し、2024/25シーズンの終盤にはヨーロッパリーグ決勝でマンチェスター・ユナイテッドを相手に圧巻のパフォーマンスを披露した。
昨季もチームが再び残留争いに巻き込まれる中、11得点を挙げてクラブを救い、ファンから“魂のストライカー”として評価されている。今回の市民権テスト合格は、プレミアリーグでの長い挑戦とイングランドへの深い愛着を象徴する出来事となった。
記事解説
今回の市民権テスト合格は、リシャルリソンのキャリアと人間性を象徴する出来事だ。ブラジル人としての誇りを胸に刻みながらも、イングランドで10年にわたり戦い続けた経験は、彼にとって第二の故郷を形成したと言える。プレミアリーグでのキャリアは決して順風満帆ではなく、負傷、批判、残留争いと厳しい局面が続いたが、その度に彼は“走り続ける姿勢”でクラブを救ってきた。
市民権テストは歴史・文化・政治など幅広い知識が求められる難関であり、3ヶ月の勉強を経て合格したという事実は、彼の真面目さと覚悟を示している。イングランドへの愛着は単なる感情ではなく、キャリアの積み重ねと生活の基盤が生んだ自然な帰結だ。
一方で、ワールドカップでは「応援するのはブラジル」と語ったように、母国への忠誠心は揺るがない。二つの国への思いを併せ持つリシャルリソンは、今後もプレミアリーグで戦い続ける中で、イングランドとブラジル双方から愛される存在となり続けるだろう。
投稿元:Tottenham star Richarlison reveals he’s passed ‘difficult’ English citizenship test

