レポート
トッテナムは今夏の大型補強を進める一方で、収支のバランスを取るために複数の主力売却を検討している。その中で、クリスティアン・ロメロが“次の退団候補”として浮上した。ファブリツィオ・ロマーノは「ロメロは新しい挑戦を望んでおり、ラ・リーガ移籍を強く希望している」と報じている。
トッテナムは今夏すでに2億3,000万ポンド以上を投じており、ロバートソン、セネシ、ドゥブラフカ、ファンヘッケ、フェルナンデス、そしてトナーリを獲得した。クラブは財務的に健全であるが、将来の柔軟性を確保するために“数名の高額売却”を視野に入れている。
ロメロは昨季終盤に負傷離脱が続き、デゼルビとの直接的な共働期間は短かった。それでも監督は「彼はビッグプレーヤーであり、素晴らしいキャプテンだった。毎朝オフィスに来て話をしてくれた」と高く評価している。一方で、クラブはセンターバック陣を再構築しており、ファンデフェン、ファンヘッケ、セネシ、ダンソらが揃う現状では“放出可能な状況”が生まれている。
ロマーノによれば、ロメロは「ラ・リーガで新しい経験をしたい」と明確に希望しており、バルセロナやアトレティコ・マドリードが選択肢として挙げられている。欧州カップ戦がない今季のトッテナムにとって、ロメロの希望を尊重しつつ、適切なオファーが届けば退団が現実的になる。
記事解説
ロメロは対人守備の強さ、空中戦、前方へのパス能力でプレミアリーグ屈指の存在だが、負傷離脱の多さと気性の荒さにより規律が課題とされる。デゼルビのシステムでは「判断の速さ」「ライン操作」「ビルドアップ精度」が重視されるため、ファンヘッケやセネシのような“安定型”の選手が優位に立ちやすい構造がある。
クラブは今夏の補強で守備陣を大幅に入れ替えており、ロメロの退団は“戦力的な穴”ではなく“財務的な調整”として位置付けられる可能性が高い。ラ・リーガ移籍を本人が希望している点は交渉を後押しし、バルセロナやアトレティコの状況次第で動きが加速する。
ロメロは契約延長からまだ1年しか経っていないが、クラブはセンターバックの層を十分に確保しており、今夏の移籍市場で最も注目される退団候補となっている。
投稿元:Cristian Romero could leave Tottenham

