レポート
トッテナムの若手ストライカー、ウィル・ランクシャーがプレシーズンへ向けてスペインで猛特訓を行い、その内容が大きな注目を集めている。動画では多彩なフィニッシュを次々と決め、ハリー・ケインを思わせる“型の多さと精度”を披露した。
ランクシャーは昨季、ローン先のオックスフォード・ユナイテッドでブレイクし、公式戦14得点4アシストを記録。チームは降格したものの、彼自身はクラブの年間最優秀若手賞とゴールデンブーツを獲得し、評価を大きく高めた。
今回の動画は、UEFAライセンスを持つストライカーコーチ、スコット・チケルデイがスペインでのトレーニング風景を投稿したもの。ランクシャーはワンタッチ、ターンシュート、逆足フィニッシュなど多彩な形を高精度で決めており、ホットスパー・ウェイで高く評価される理由がよく分かる内容となっている。
クラブは複数の獲得オファーを拒否
ランクシャーの評価はプレミアリーグ内でも高まっており、複数クラブが獲得を打診したと報じられている。しかし、トッテナムはすでにこれらのオファーを拒否。アラステア・ゴールドによれば、クラブは「非常に大きな金額でなければ売らない」と明言しているという。
一方で、来季はプレミアリーグへのローン移籍の可能性もあり、クラブは成長曲線を最大化する選択肢を慎重に検討している。デゼルビはプレシーズンでランクシャーを直接評価する予定で、トップチーム入りの可能性も残されている。
記事解説
ランクシャーは“フィニッシュの型の多さ”が最大の武器で、ケインの若い頃と同様に、どの状況でもシュートまで持ち込める柔軟性がある。昨季のチャンピオンシップでの成長は本物で、フィジカルの強さ、ポストプレーの安定、裏への抜け出しの質がすべて向上している。
デゼルビのシステムでは、ストライカーに「状況判断の速さ」「周囲との連動」「背後への動き」が求められるため、ランクシャーの適応度はプレシーズンで大きく試されることになる。スペインでのトレーニング動画は、彼がその要求に応えようとしている姿勢を示している。
クラブが買い取りオファーを拒否している点は、ランクシャーを“将来の主力候補”として扱っている証拠であり、今夏のプレシーズンは彼のキャリアにおける重要な分岐点となる。
投稿元:Video: Will Lankshear shows off finishing

