レポート
Spurs-Webは、マテウス・フェルナンデスがロベルト・デゼルビの新生スパーズ中盤で「3つの異なる役割」を担えると分析している。記事は、フェルナンデスが8,500万ポンドで加入した背景には“多様性”があり、デゼルビが複数の戦術的選択肢を得たことが最大のポイントだと強調している。
まず1つ目は「6番(守備的MF)」としての起用だ。昨季この役割はパリーニャやベンタンクールが担ったが、パリーニャが退団したことでフェルナンデスが最深部に入る可能性がある。キャリアで守備的MFとしての出場は13試合と多くはないものの、昨季のスタッツではトッテナム中盤で最も多くの前進パスと最も多くのプログレッシブパスを記録し、デュエル勝率やボール奪取でも上位に位置している。記事は「6番として十分に機能する」と評価している。
2つ目は「8番(ボックス・トゥ・ボックス)」での起用だ。これはフェルナンデスが最も多くプレーしてきた本職であり、キャリア97試合で11得点13アシストを記録している。昨季ウェストハムでは20試合で3得点3アシストと、攻撃面での貢献も明確だ。記事は「中盤の推進力と得点力を両立できる役割」とし、トナーリとのダブルボランチでの起用を有力視している。
3つ目は「10番(攻撃的MF)」としての起用だ。フェルナンデスはキャリア45試合で4得点8アシストを記録しており、昨季ウェストハムでも8試合でこの役割を担った。記事は「マディソンやクルゼフスキ、シャビ・シモンズとの競争になるが、負傷者が出た際のオプションとして十分に成立する」と述べている。
フェルナンデスの多様性がデゼルビの戦術的柔軟性を大きく高めると指摘し、6番・8番・10番のいずれでも「即戦力として機能する」と評価している。特に前進パス、プログレッシブパス、デュエル勝率、ボール奪取、キャリーなど複数指標でチームトップクラスの数値を記録している点が、どの役割でも適性を裏付けている。
記事解説
この記事の核心は、フェルナンデスが「単なる高額補強」ではなく「中盤の構造そのものを変える選手」であるという点だ。デゼルビは中盤に多機能性を求める監督であり、フェルナンデスの6番・8番・10番の適性は、スパーズの戦術的柔軟性を飛躍的に高める。
6番ではビルドアップの起点として、8番では推進力と得点力として、10番では攻撃の最終局面での創造性として機能する。特にトナーリとの併用は中盤の支配力を最大化し、昨季の弱点だった「前進力不足」と「中盤の安定性」を同時に改善する可能性が高い。
総じて、フェルナンデスはデゼルビ体制の中盤再構築の中心であり、スパーズがプレミアリーグ上位を狙ううえで欠かせない“戦術的資産”となる。この記事は、その多様性が新生スパーズの競争力を大きく押し上げると結論づけている。
投稿元:Three ways De Zerbi could use Mateus Fernandes in Tottenham’s new-look midfield

