レポート
フリーで獲得した“理想の左CB”セネシ
スパーズはボーンマスとの契約満了に合わせ、アルゼンチン代表マルコス・セネシをフリーで獲得した。記事では「セネシはデゼルビに完全に適したセンターバック」と評されており、すでに獲得済みのファンヘッケと並び、デゼルビ体制の守備再構築を象徴する存在となる。セネシはプレミアリーグ116試合の経験を持ち、昨季はボーンマスの選手間最優秀選手賞を受賞。ほぼ全試合に出場し、6位躍進の中心となった。
守備スタッツ:読み・ブロック・クリアの三拍子
セネシは昨季のプレミアリーグで最も多くのインターセプト(56)を記録し、ブロック数(47)はリーグ2位、クリア数(253)はリーグ3位だった。ファンデフェンのブロック数(22)と比較しても、守備範囲と判断力はリーグ最高レベルと言える。ヨルダン戦でのW杯デビューでも、72本のパスのうち94.4%を成功させ、落ち着いたプレーで90分間を支配しており、相手のプレスを誘いながらライン間へ刺すデゼルビのスタイルに完全に適合している。
ビルドアップスタッツ:ファイナルサードへのパス516本でリーグ1位
デゼルビが最も重視するビルドアップ能力でも、セネシは突出した数値を残している。ファイナルサードへのパス516本はリーグ1位で、成功ロングパス182本もリーグ1位。ライン間へのパス144本、チャンス創出24回と、DFとして異例の“創造性”を持つ。ボールキャリーも591回でDFとしてリーグ上位に入り、ファンヘッケ(920回)と並び、前進力のあるセンターバックとして理想的な特性を備えている。
記事解説
今回のセネシ獲得は、デゼルビ体制の守備再構築における“最重要ピース”と言える。ファンヘッケはデゼルビが既に育てた選手であり、セネシは適応不要の完成形。両者が揃ったことで、スパーズは左右のCBに“デゼルビ仕様”を確保したことになる。
特にセネシのビルドアップ能力は突出しており、ファイナルサードへのパス516本という数値は、攻撃の起点としての価値を示している。守備面でもリーグ最高レベルの読みとブロックを持ち、デゼルビの戦術において“最も重要なポジション”を担う準備が整っている。
来季の左CB争いはファンデフェンとの一騎打ちになる可能性が高く、どちらが先発を勝ち取るかは、デゼルビ体制の守備構築に直結するテーマとしてプレシーズンから注目を集めるだろう。さらには、ファンデフェンを含めた3バックという選択肢の可能性もありそうだ。
投稿元:Roberto De Zerbi has agreed transfer deal for his perfect Tottenham player

