レポート
スパーズがバトゥリナ獲得へ情報照会、ロマーノのチャンネルでモレットが明言
スパーズがコモ所属のクロアチア代表MFマルティン・バトゥリナの獲得に向けて情報照会を行ったと報じられており、一次情報源はジャーナリストのマッテオ・モレットがロマーノのYouTubeチャンネルで語ったものだ。
モレットは、スパーズとアストン・ヴィラがバトゥリナの移籍条件について問い合わせを行い、同選手が欧州複数クラブから注目を集めていると説明した。バトゥリナはコモで中心選手として評価されており、チャンピオンズリーグ出場を控えるクラブは売却に慎重だが、評価額は『8,000万ユーロ(7,000万ポンド)』前後と明確に設定されている。
デゼルビ体制の中盤再構築は“二枚獲り+創造性の補強”が軸に
スパーズは今夏、サンドロ・トナーリとマテウス・フェルナンデスの二枚獲りを進めており、両者が加入すれば中盤の二枠は確定する。デゼルビが中盤の構造を大幅に刷新する計画を持ち、守備と前進力を担う二枚の主力に加え、より前方で創造性を発揮する攻撃的MFを追加する構想を持っていると伝えている。バトゥリナはその“第三のピース”として浮上しており、ライン間で起点を作る役割を担える選手として高く評価されている。
マディソンの序列、クルゼフスキの配置、ベリヴァルの退団志向にも影響
同記事では、バトゥリナ獲得が実現した場合、ジェームズ・マディソンの序列に影響が出る可能性があると指摘されている。マディソンは長期離脱を経て復帰したばかりであり、デゼルビ体制での役割は依然として重要だが、バトゥリナが加入すればポジション争いが激化する。また、デヤン・クルゼフスキの配置転換や、去就が不透明なルーカス・ベリヴァルの扱いにも影響が及ぶ可能性がある。ベリヴァルはすでに退団志向を示しており、攻撃的MFの補強は中盤の構造全体を再編する動きと連動している。
コモは売却拒否の姿勢も、欧州強豪が注視する“評価急騰の才能”
記事解説
今回のバトゥリナ獲得への動きは、デゼルビ体制の中盤再構築が“最終段階”に入ったことを示している。トナーリとフェルナンデスの二枚獲りは守備と前進力の基盤を固める補強であり、ここに攻撃的な創造性を加える存在としてバトゥリナが浮上した形だ。コモが売却に慎重な姿勢を見せているものの、評価額が明確に提示されている点は交渉の余地を残している。
バトゥリナはクロアチア代表としても評価が高く、W杯ではグループ戦すべての出場し、プレースタイルは前線と中盤をつなぐ“創造的なリンクマン”として機能する。デゼルビの戦術では、攻撃的MFが相手のプレスを誘導しながらライン間で起点を作る役割を担うため、バトゥリナの特性は非常に相性が良い。一方で、同ポジションの主力であるマディソンは長期離脱を経て復帰したばかりであり、バトゥリナ獲得が実現した場合は序列争いが激化する。
また、スパーズは今夏すでに複数の補強を迅速に進めており、デゼルビ体制の“本気度”を示す動きが続いている。バトゥリナの獲得は中盤の完成度を一段引き上げる可能性があり、攻撃の多様性と創造性を高める最終ピースとなり得る。評価額は高額だが、デゼルビが求める戦術的完成度を考えれば、投資価値のあるターゲットと言える。
投稿元:Tottenham Open Talks to Sign £70m Playmaker After Tonali and Fernandes

