レポート
W杯敗退でスコットランド代表監督が辞任
スコットランド代表はW杯グループステージで敗退し、スティーブ・クラーク監督が辞任した。ハイチに1-0で勝利したものの、モロッコに0-1、ブラジルに0-3で敗れ、グループ突破はならず。クラークは「選手たちへの感謝が最も大きい」とコメントを残し、代表を去った。
ポステコグルーが“有力候補”として浮上
元トッテナム指揮官アンジ・ポステコグルーが後任候補として名前が挙がっている。ブックメーカーのオッズでは6倍とされ、スティーブン・ネイスミス(3.5倍)、ニール・マッキャン(5倍)に次ぐ3番手の位置づけだ。ポステコグルーは現在フリーであり、昨季ノッティンガム・フォレストを退任して以降、次の職を探している。
スコットランドでの実績と“攻撃的スタイル”が評価
ポステコグルーはスパーズ就任前、セルティックで2度のリーグ優勝、2度のリーグ杯、1度のスコットランド杯を獲得し、国内で高い評価を得ていた。クラーク政権が“守備的で消極的”と批判されていたこともあり、攻撃的スタイルを持つポステコグルーの名前が挙がるのは自然な流れだとされる。
本人はスコットランドへの愛情を示すも、復帰には慎重
ポステコグルーは過去のインタビューで「セルティックで過ごした2年間は特別だった。情熱的なコミュニティで過ごした時間は忘れられない」と語り、スコットランドへの愛情を示している。ただし「戻ることはない。それが自分のキャリアの流れではない」とも述べており、クラブ復帰には否定的な姿勢を示していた。
記事解説
今回の報道で興味深いのは、ポステコグルーがスパーズ退任後もなお“攻撃的スタイルの象徴”として評価され続けている点だ。スコットランド代表はクラーク政権下で守備的な戦い方が批判されており、攻撃的な指揮官への期待が高まっている。セルティック時代の成功は国内で強い印象を残しており、代表監督候補として名前が挙がるのは自然な流れと言える。
一方で、ポステコグルー本人は“過去のクラブへの復帰”に慎重であり、代表監督という新たな挑戦を選ぶかどうかは未知数だ。スパーズでの経験は厳しいものだったが、プレミアリーグでの指揮経験は評価されており、国際舞台での指揮経験(2014年W杯のオーストラリア代表)も後押しとなる。スコットランドが求める“スタイルの刷新”を担える人物として、ポステコグルーは確かに適任だ。
ただし、現時点では候補の一人に過ぎず、正式な交渉が進んでいるわけではない。スコットランド協会がどの方向性を選ぶかによって、ポステコグルーの未来は大きく変わる可能性がある。
投稿元:Ex-Tottenham boss Ange Postecoglou tipped for Scotland job

