レポート
ドゥブラフカ加入でGK再編が始動、ヴィカーリオ退団が前提に
スパーズは今週、マルティン・ドゥブラフカをフリーで獲得し、GK再編の第一段階を完了させた。ドゥブラフカはアントニン・キンスキーの競争相手として加入したが、現時点で2番手か3番手かは不透明だ。クラブは今夏の移籍市場でグリエルモ・ヴィカーリオの退団を前提としており、インテルが強い関心を示していることから移籍は時間の問題と見られている。
キンスキー昇格案とデゼルビの評価、ただし“38試合の安定性”は未知数
デゼルビはキンスキーの足元の技術と冷静さを高く評価しており、3月のアトレティコ戦でのミスを乗り越えた姿勢にも信頼を寄せている。キンスキーは昨季終盤に好パフォーマンスを見せ、正守護神候補として急浮上した。しかしプレミアリーグでの出場は13試合にとどまり、38試合を戦い抜く安定性は未知数だ。クラブは新契約の準備を進めており、内部昇格を選択する可能性も高まっている。
トラフォード獲得案も再浮上、どちらを選んでも“リスク”は避けられず
一方でスパーズは、以前から関心を寄せてきたマンチェスター・シティのジェームズ・トラフォード獲得を再検討している。トラフォードはシティで出場機会を得られず、来季は正守護神としてプレーできるクラブを求めている。将来性は高いが、プレミアリーグでの出場は32試合にとどまり、こちらも経験値は限定的だ。デゼルビはキンスキー昇格かトラフォード獲得か、どちらを選んでもリスクを伴う難しい判断を迫られている。
記事解説
今回のGK問題は、デゼルビ体制における“最初の重大決断”であり、守備陣の再構築の成否を左右するテーマだ。
ファンヘッケ、セネシ、ロバートソンを加えて守備ラインを刷新した以上、最後のピースとなる正守護神の選定は極めて重要となる。キンスキーはデゼルビの要求に合致するが、経験不足は否めない。
一方のトラフォードは将来性が高いが、こちらも安定性は未知数であり、どちらを選んでもリスクは避けられない。中盤と前線で高額補強が控えていることを踏まえると、GKに大金を投じず内部昇格を選ぶ可能性もあるが、最終判断はヴィカーリオの退団が確定した後に下される見通しだ。
投稿元:Tottenham have James Trafford decision to make despite Antonin Kinsky show of faith

