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【再構築】議事録が示すスパーズ新体制 モーセンが担う“実務の中核”とは

【再構築】議事録が示すスパーズ新体制 モーセンが担う“実務の中核”とは

✔ シティ・フットボール・グループ出身のラフィ・モーセンがスパーズで本格稼働
✔ 移籍、選手ケア、インフラ、女子部門まで幅広く統括
✔ ランゲSDとデゼルビの“橋渡し役”として重要なポジションに

レポート

モーセンが自身の役割を説明「移籍・選手ケア・インフラ・女子部門まで担当」

スパーズの新たなフットボールオペレーション責任者ラフィ・モーセンが、ファンアドバイザリーボード(FAB)との会合で自身の役割を説明した。モーセンは「リクルート、選手取引、インフラ、選手ケア、女子チームの責任を持つ」と明かし、クラブ全体のフットボール部門を横断的に統括する立場であることを強調した。

モーセンはシティ・フットボール・グループで10年以上勤務し、マンチェスター・シティではセールス戦略責任者を務めた後、2020年からグループ全体のフットボール取引部門を統括。2024年には“フットボール・トランザクション部門ディレクター”に就任し、世界規模の移籍・契約管理を担ってきた。

ランゲSDの下でデゼルビと連携、パラティチ退任後の“空白”を埋める存在に

パラティチ退任後、スパーズはランゲSDが補強戦略を単独で担ってきたが、モーセンの加入により体制が強化された。CEOのヴィナイ・ヴェンカテシャムは「選手獲得はクラブでもデゼルビでもなく、ランゲとデゼルビが共同で計画を作る」と説明。モーセンはその計画を実務面で支える“橋渡し役”として機能する。

新スポーツディレクターは今夏は不在、モーセンが実質的な中核に

スパーズは新たなスポーツディレクターを探しているが、今夏の移籍市場での就任は難しい見通し。ヴェンカテシャムは「誰にも断られていない。メディアに出る名前の多くとは話してすらいない」と強調し、現体制への信頼を示した。今夏はランゲ、デゼルビ、そしてモーセンの3名が中心となって移籍市場を動かすことになる。

記事解説

今回のモーセンの発言は、スパーズのフットボール部門が“再構築の真っ只中”にあることを明確に示している。パラティチ退任後の空白を埋めるため、クラブはシティ・フットボール・グループで世界規模の取引を扱ってきたモーセンを迎え入れ、ランゲSDとデゼルビの間に強固な実務ラインを構築した。

特に注目すべきは、モーセンの権限が「移籍」だけでなく「インフラ」「選手ケア」「女子部門」まで広がっている点だ。これは単なる“補強担当”ではなく、クラブ全体のフットボール運営を統括する立場であり、スパーズが組織構造を大きく変えようとしていることを意味する。

また、ヴェンカテシャムが「選手獲得はクラブでもデゼルビでもなく、ランゲとデゼルビの共同作業」と明言したことは、外部で語られる“デゼルビの権限肥大”という見方を否定するものでもある。モーセンはその共同作業を実務面で支える存在であり、今夏の移籍市場での迅速な動き(ファンヘッケ、ロバートソン、セネシ、ドゥブラフカなど)にもその影響が表れている。

スパーズは今夏、新スポーツディレクターを置かずに市場へ臨むが、モーセンの加入により“実務の中核”はすでに整っている。クラブの再構築は一つの人事で完結するものではなく、複数の専門家が役割を分担しながら進む長期プロジェクトであることが、今回の会合で改めて示された。

投稿元:New Tottenham transfer man explains exactly what he’s doing behind the scenes at club