レポート
アンダトン「グレイは将来のキャプテンになれる」
元スパーズのダレン・アンダトンが、アーチー・グレイを「将来のスパーズ主将になり得る存在」と高く評価した。グレイは2024年にリーズから約4,000万ポンドで加入し、アンジェ・ポステコグルー体制では本職外のポジションでも起用されながら28試合に出場。昨季はトーマス・フランク、イゴール・トゥドルの下で中盤の主力として活躍した。
デゼルビ就任後は出場機会が減少、アンダトンは懸念
しかしデゼルビ就任後、グレイは開幕戦で先発したものの、その後はベンチが続き、最終節エヴァートン戦ではわずか8分の出場にとどまった。アンダトンは「今季のベストプレーヤーが外されるのは心配だ」と述べ、デゼルビ体制での扱いに疑問を呈した。
ロメロの“アルゼンチン帰国騒動”に厳しい見解「キャプテン失格」
アンダトンは、クリスティアン・ロメロが残留争いの最中にアルゼンチンへ帰国した件についても厳しく批判した。ロメロは昨季、ソン・フンミン退団後にキャプテンへ就任したが、残留を懸けた最終節直前に母国のクラブ施設で姿を見せ、物議を醸した。
アンダトンは「なぜ許可が出たのか理解できない。もし頼んできたなら“出ていけ”と言うべきだ」と強い口調で批判し、「スパーズが優先ではないことが明らか。キャプテンには相応しくない」と断言した。
ロメロの規律面にも疑問「6度の退場は許されない」
ロメロは加入後5年間で6度の退場処分を受けており、アンダトンは「0-0で戦っている中で愚かなタックルをして試合を壊す。キャプテンは模範であるべきだが、彼はそうではない」と語った。
記事解説
今回のアンダトンの発言は、スパーズ内部で長く議論されてきた“キャプテン像”に一石を投じるものだ。ロメロは闘争心と対人能力に優れた選手だが、規律面の不安定さと帰国騒動は、キャプテンとしての信頼を揺るがす出来事だった。アンダトンの批判は、単なる感情論ではなく、クラブの文化や価値観に照らした“キャプテン不適格”の指摘と言える。
一方でアーチー・グレイを未来の主将候補として推す声は、デゼルビ就任前から内部でも存在していた。20歳ながら戦術理解度が高く、責任感と落ち着きを兼ね備え、複数ポジションをこなす柔軟性も評価されている。デゼルビ体制で出場機会が減ったことは懸念材料だが、アンダトンは「新シーズンでは必ず中心になる」と断言しており、クラブ内外での期待値は依然として高い。
ロメロのキャプテン問題、グレイの序列、そしてデゼルビの選手評価──これらは今夏のスパーズにおける重要テーマであり、アンダトンの発言はその議論をさらに加速させるものとなった。
投稿元:Darren Anderton exclusive: ‘Cristian Romero is no leader for Tottenham, but one player is’

