レポート
スパンス「デゼルビとトゥヘルは似ている」
デジェド・スパンスは、ロベルト・デゼルビとイングランド代表監督のトーマス・トゥヘルについて「短期間でチームを変える能力が似ている」と語った。デゼルビは4月にスパーズへ就任し、残留争いの中でチームを立て直した。一方、トゥヘルは限られた代表活動の中でイングランドを好調に導いている。
スパンスは「トゥヘルは細部にこだわり、選手からの信頼も厚い。デゼルビも同じで、チームに良い雰囲気と一体感をもたらした」と話し、両者の共通点を強調した。
W杯での“叱咤シーン”が話題に
スパンスはクロアチア戦でW杯デビューを果たしたが、トレーニング中にトゥヘルから「目を覚ませ」と繰り返し叫ばれる映像が拡散された。スパンスは「普通のこと。高い基準を求められているだけ」と受け止め、指揮官への信頼を強調した。
デゼルビの影響「終盤の一体感は彼のおかげ」
スパンスはデゼルビについて「就任直後から良い雰囲気を作り、チームに一体感が生まれた。トゥヘルと同じアプローチだ」と語り、短期間での変化を評価した。デゼルビは残留争いの中でチームをまとめ上げ、最終節でプレミアリーグ残留を確定させている。
記事解説
今回のスパンスの発言は、デゼルビがスパーズにもたらした“短期間での変革力”を象徴している。トゥヘルと比較されること自体が、デゼルビの指導が選手に強い印象を残している証拠だ。特にスパンスのように、昨季は出場機会が限られ、立場が不安定だった選手がポジティブな変化を語る点は重要だ。
デゼルビは戦術的な要求が高い一方で、選手との距離が近く、チームに一体感を生むタイプの指揮官だ。スパンスが語った「良い雰囲気」「一つの脳で動く」という表現は、デゼルビのチーム作りの核心を捉えている。残留争いの中でチームが崩壊せず、むしろ終盤に結束が強まった背景には、こうした指導スタイルがある。
また、W杯での“叱咤シーン”をスパンスが前向きに受け止めている点も興味深い。高い基準を求められる環境に慣れつつあることは、スパーズでの競争にもプラスに働く。右サイドバックはペドロ・ポロが主力だが、スパンスが成長すればデゼルビの戦術に適した“攻撃的SB”として再評価される可能性もある。
スパーズは今夏の補強で大きく形を変えつつあるが、既存戦力の中にもデゼルビ体制で飛躍する可能性を秘めた選手は多い。スパンスの発言は、その象徴と言えるだろう。
投稿元:Djed Spence compares Roberto De Zerbi to Thomas Tuchel

