レポート
スパーズはグリーンウッド獲得に動かず
トッテナムは、オリンピック・マルセイユ所属のメイソン・グリーンウッド獲得に関心を持っていない。Football.Londonのアラスデア・ゴールドによれば、クラブは同選手を今夏の補強リストに含めておらず、移籍の可能性は現時点で完全に否定されている。グリーンウッドは昨季マルセイユで45試合に出場し、ロベルト・デゼルビの指揮下で22ゴール8アシストを記録したが、スパーズは補強ターゲットとして扱っていない。
デゼルビの過去発言が再燃、サポーター団体が懸念を表明
デゼルビはマルセイユ時代にグリーンウッドを擁護する発言をしており、過去にかけられていた容疑が取り下げられた後の選手を「良い人間」と評した。この発言はトッテナム・ホットスパー・サポーターズ・トラストから強い懸念を呼び、デゼルビ就任時に議論が再燃した。クラブはその後も慎重な姿勢を保ち、グリーンウッド獲得の可能性を排除している。
デゼルビは就任後に謝罪、暴力問題への姿勢を明確化
デゼルビはトッテナム就任後のクラブ公式インタビューで、自身の発言について謝罪し、「暴力を容認する意図はなかった」と説明した。娘を持つ父親としてこの問題に敏感であると強調し、誤解を招いたことへの遺憾を示した。記者会見でも同様の説明を繰り返し、クラブとサポーターに対して明確な姿勢を示している。
記事解説
今回のFootball.Londonのアラスデア・ゴールドの報道は、スパーズがグリーンウッド獲得に動くという一部の憶測を早期に否定する“クラブ主導の火消し”と見るべきだ。デゼルビは過去にグリーンウッドを擁護する発言をしており、その文脈だけを切り取られると誤解を生む可能性がある。クラブとしては、デゼルビ体制への信頼を損なわないためにも、この話題を早い段階で封じ込める必要があったと考えられる。
アラスデア・ゴールドはクラブ内部の意向を正確に反映する傾向があり、今回の「興味なし」報道はクラブの公式見解に近い。デゼルビは就任後に謝罪し、暴力問題に対する姿勢を明確にしたが、サポーターの不安は完全には消えていない。だからこそ、クラブは“グリーンウッド獲得の可能性はゼロ”というメッセージを明確に打ち出したのだ。
今夏のスパーズは、デゼルビ体制の再構築に向けて補強の優先順位を明確にしており、グリーンウッドのような“外部要因で議論を呼ぶ案件”に時間を割く余裕はない。クラブはあくまで戦力面とチームバランスを重視し、不要な騒動を避ける姿勢を貫いている。
投稿元:Football.London – Mason Greenwood transfer truth

