レポート
スパーズは“正式な打診”を受けている
ドゥシャン・ヴラホヴィッチの移籍先を巡り、スパーズは仲介人から正式に接触を受けたと報じられている。ユベントスのディレクターを務めるジョルジョ・キエッリーニが先日、クラブが給与面で折り合えず、ヴラホヴィッチがフリーで退団する見込みであると明かしていた。これにより、プレミアリーグの複数クラブが一斉に動き始めている。
チェルシーとニューカッスルも参戦、争奪戦はさらに拡大へ
TEAMtalkによれば、チェルシーとニューカッスルもヴラホヴィッチ陣営と接触しており、プレミアリーグ移籍が“現実的な選択肢”として検討されているという。仲介人は過去数カ月で“ほぼすべての主要プレミアクラブ”に打診しているとされ、争奪戦は今後さらに激化する可能性が高い。
週給15万ポンドの要求は障害にならず
ヴラホヴィッチは週給15万ポンドを希望しているとされるが、この金額はスパーズの給与体系においても上位ではあるものの、決して破格ではない。実際、コナー・ギャラガーの週給16万ポンドより低く、スパーズ、チェルシー、ニューカッスルのいずれにとっても“支払える範囲”と見られている。
ユベントスは“最後の延長交渉”を試みる構え
一方で、ユベントスは新GMに就任したジョヴァンニ・カルネヴァーリのもと、ヴラホヴィッチとの契約延長交渉を再開する意向を示している。先の交渉は決裂したが、クラブは最後の説得を試みるとされ、状況は流動的だ。
記事解説
今回のポイントは、スパーズが“争奪戦の中心にいる”にもかかわらず、給与面では他クラブと比べて不利ではないという点だ。週給15万ポンドという要求は、スパーズの現行給与体系に照らしても十分に許容範囲であり、ギャラガーより低いことからも、財務的な障害にはなりにくい。
問題はむしろ、チェルシーやニューカッスルといった資金力のあるクラブが参戦していることで、移籍先の選択肢が広がっている点にある。また、ユベントスが延長交渉を再開する姿勢を見せているため、移籍が確定しているわけでもない。スパーズとしては、トナーリやサヴィーニョなど複数の大型案件を同時進行している中で、ヴラホヴィッチや他の即戦力級のストライカーの獲得にどこまでリソースを割くかが問われる局面になるだろう。
なお、記事内に出てきたコナー・ギャラガーの週給についてだが、情報源によって15万ポンド、16万ポンド、20万ポンドの3つに分かれている。
1月のスパーズ加入初期や給与専門サイトは、15万〜16万ポンドと報道。これは既存の主力であるマディソンらの水準に近く、従来の給与規律の枠内に収まる「基本給ベース」の現実的な数字と捉えられる。
一方、2月以降に英紙『The Guardian』などが報じた20万ポンドは、インセンティブを含んだ総額、あるいはスパーズが残留とスカッド刷新に向けて「従来の給与体系を打破した象徴」として強調した数字である。
このように、純粋な基本給の推計か、ボーナス等を含む給与の最大値かという、メディアの切り口によって数字の差が生じている。
投稿元:Tottenham contacted about Dusan Vlahovic and his wage demands are below Conor Gallagher

