レポート
トナーリ加入で中盤の軸が明確に変わる
スパーズは今夏、サンドロ・トナーリ獲得に向けて積極的に動いているとされ、アーセナルやマンチェスター・シティとの競争が続いている。トナーリはロベルト・デゼルビとの関係性からノースロンドン行きに前向きと報じられ、加入が実現すれば中盤の構造は大きく変わる。ロドリゴ・ベンタンクールとの二枚軸は、ボール保持と前進の両面で安定感をもたらす組み合わせとなる。
ファンヘッケ加入で最終ラインの序列が再編される
ブライトンからの加入が目前とされるヤン・ポール・ファンヘッケは、デゼルビのスタイルを熟知したセンターバックであり、ミッキー・ファンデフェンとのコンビは“ビルドアップ能力の高い左×右”の理想形に近い。これにより、クリスティアン・ロメロの去就は不透明になり、最終ラインの競争構造は大きく変化する。
サヴィーニョは左サイドでの起用が有力
サヴィーニョは左右どちらでもプレーできるが、スパーズでは左サイドでの起用が有力と見られている。右にはモハメド・クドゥスがいるため、サヴィーニョは“縦にも中にも運べる左ウイング”として機能し、ドミニク・ソランケとの連携で攻撃の幅を広げる役割が期待される。
守備陣の構成:右はポロ、左はウドギが軸
右サイドバックは契約延長を済ませたペドロ・ポロが引き続き主軸となる。左はデスティニー・ウドギが先発濃厚だが、アンディ・ロバートソンの加入により競争は激化する。デゼルビは状況に応じてウドギを内側に絞らせる形も採用でき、戦術的な柔軟性が増す。
前線はクドゥス・ソランケ・サヴィーニョの三枚
クドゥスは手術からの回復が順調で、来季開幕には間に合う見込み。中央にはソランケ、左にサヴィーニョという三枚は、デゼルビが好む“縦に速く、個で打開できる前線”を形成する。ジェームズ・マディソンはトップ下で自由に動き、三人の動きをつなぐ役割を担う。
予想先発イレブン
キンスキー、ポロ、ファンヘッケ、ファンデフェン、ウドギ、ベンタンクール、トナーリ、マディソン、クドゥス、ソランケ、サヴィーニョ
記事解説
今回の布陣予想で重要なのは、新加入選手によってチームの形が“どう変わるか”がはっきり見える点だ。トナーリが入れば、中盤はベンタンクールと並ぶ形でボールの出しどころが安定し、後ろから前へ運ぶ流れが整理される。
ファンヘッケはファンデフェンと組むことで、最終ラインのビルドアップが左右どちらからでも始められるようになり、ロメロのように前へ出て潰すタイプとは違う落ち着いた守備が加わる。サヴィーニョは左サイドで縦にも中にも運べるため、クドゥスと役割が被らず、前線のバランスが取りやすい。
三人が揃うと、スパーズは“個の能力で押し切るチーム”ではなく、“ボールを前に進める形が整ったチーム”に変わる。選手の入れ替え以上に、攻撃の組み立て方そのものが変化する可能性が高い。
投稿元:How Tottenham could line up with Sandro Tonali, Savinho and Jan Paul van Hecke in the XI

