木曜日の早朝(日本時間18日)、ジェド・スペンスが所属するイングランド代表は、ルカ・ヴスコヴィッチを擁するクロアチア代表に4-2で勝利した。
スペンスは試合終盤に途中出場してワールドカップデビューを果たし、ダラスで行われた一戦でスリーライオンズ(イングランド代表の愛称)が勝利を決定づける4点目を奪う手助けをした。
ヴスコヴィッチが先発に名を連ねたクロアチアに対し、イングランドは好スタートを切る。12分、ペナルティエリア内で元スパーズのミッドフィールダーであるルカ・モドリッチが、元スパーズアカデミーのノニ・マドゥエケを倒してペナルティキックを献上。これをハリー・ケインが蹴り直しの末に沈めて先制した。
前半30分にマルティン・バトゥリナの見事なシュートでクロアチアが同点に追いつくと、イングランドは再びケインのゴールで勝ち越す。しかし、アディショナルタイムにペタル・ムサが同点弾を決め、試合は2-2でハーフタイムを迎えた。
トーマス・トゥヘル率いるチームは、後半開始早々にも再び仕掛け、ジュード・ベリンガムのゴールで勝ち越しに成功する。その後もクロアチアのゴールキーパー、ドミニク・リヴァコヴィッチのファインセーブがなければ、さらに追加点が生まれていてもおかしくない展開が続いた。

残り10分からピッチに入ったスペンスは、自陣深くからの息をのむようなランから最初のタッチでゴールに迫ったが、シュートはリヴァコヴィッチに阻まれた。
それでもイングランドは試合終了6分前、マーカス・ラッシュフォードの一撃で勝負を決定づける。このゴールにスペンスも関与しており、彼が相手ディフェンスを引きつけて広げたことで、ブカヨ・サカがマンチェスター・ユナイテッドのフォワード(ラッシュフォード)へパスを通すスペースが生まれた。
次戦、スペンスとイングランドは6月24日(水)午前5時(日本時間)にガーナ代表との一戦を迎え、ヴスコヴィッチのクロアチアは同日午前8時(日本時間)にパナマ代表と対戦する。
記事解説
この試合で注目すべきは、スペンスとヴシュコヴィッチというスパーズに関わる二人が、それぞれ異なる立場で存在感を示した点だ。スペンスは短い出場時間ながら、持ち味である推進力とスピードを発揮し、4点目の起点となる動きで評価を高めた。
一方、ヴシュコヴィッチはクロアチアの最終ラインとして奮闘し、相手の強力な攻撃陣を相手にしながらも落ち着いた対応を見せた。スパーズの将来を担う可能性を持つ二人が、世界の舞台でそれぞれの個性を示した試合と言える。
なお、元スパーズがこの試合では多く出場しており、クロアチアではモドリッチ(キャプテン)とペリシッチが先発。イングランドでは、ハリー・ケイン(キャプテン)が先発し、務めて2ゴールを記録している。(スパーズ・アカデミー出身のマドゥエケも先発)
投稿元:Spence’s England overcome Vuskovic’s Croatia at the World Cup

