レポート
スパーズとリバプールがウォートン獲得レースの中心に
スパーズとリバプールが、クリスタル・パレスのアダム・ウォートン獲得に本格的に動き出していると報じられている。ウォートンは今夏のイングランド代表メンバーには選ばれなかったものの、プレミアリーグでの評価は急上昇しており、複数クラブが注目する存在となっている。
スパーズは1年以上追跡、内部評価は“最も完成度の高い若手”
Flashscoreの取材によれば、スパーズはウォートンを1年以上追跡しており、クラブのリクルート部門では「現在のプレミアリーグで最も完成度の高い若手MFの一人」と高く評価されているという。スパーズは複数の中盤候補をリストアップしているが、ウォートンは常に最上位に位置づけられている。
リバプールも中盤再構築の中心候補として高評価
リバプールはアンドニ・イラオラの下で中盤の再構築を進めており、ウォートンをボーンマスのアレックス・スコットと並ぶ“中盤の核候補”として評価している。プレッシング耐性、ボール保持、展開力の三拍子が揃った選手として、リバプールの新体制に適合すると見られている。
パレスは慰留姿勢、チェルシーも動向を注視
クリスタル・パレスはウォートンの残留を強く望んでおり、今季の売却には消極的とされる。しかし、リバプールとスパーズの関心は強く、チェルシーも状況を注視していると報じられている。争奪戦は今後数カ月でさらに激化する見込みだ。
スパーズはトナーリも追跡中、ただし“理想はウォートン”
スパーズはニューカッスルのサンドロ・トナーリにも関心を示しているが、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナルも獲得に動く可能性があり、競争は激しい。一方で、Flashscoreの情報筋は「スパーズが理想としているのはウォートン」と明言しており、クラブの本命は変わっていない。
記事解説
今回のFlashscore発の記事は、普段あまり移籍情報の一次ソースとして目にする媒体ではないものの、「どのメディアが言ったか」だけで信憑性を判断するのではなく、内容そのものを丁寧に吟味する価値がある。
まず、スパーズのリクルート部門がウォートンを高く評価しているという点は、過去の報道やクラブの補強方針を踏まえても十分にあり得る話だ。しかし「中盤補強リストの最上位」という表現になると、すでにトナーリ陣営と接触しているという複数の報道が存在する以上、やや真実味が薄れる印象もある。
一方で、ニューカッスルが1億ポンド相当を要求しているとされるトナーリに本腰を入れているのであれば、同レベルの破格な移籍金をパレスに要求されるであろうのウォートンを狙っていても不思議ではなく、むしろトナーリ報道がウォートン関心の裏付けとして機能する側面もある。
また、時系列として“トナーリより前にウォートンへ接触したが、パレス側の回答で一度断念した”という可能性も考えられ、その場合は「最上位だった」というFlashscoreの表現も矛盾しない。結局のところ、ウォートンを巡る情報は今後さらに加熱し、クラブや選手陣営の要人の発言が出てこない限り真実は藪の中だが、こうした有力選手の移籍報道がファンの心を躍らせるのもまた事実であり、スパーズの中盤再構築がどの方向へ進むのか注目が集まる。
投稿元:Flashscore: Adam Wharton chase will heat up as Liverpool, Spurs both keen

