レポート
クロアチア代表監督のズラトコ・ダリッチが、ヴシュコヴィッチの将来について「先発できるクラブへ移るべきだ」と明確に語ったとMirrorが報じている。ヴシュコヴィッチはワールドカップのイングランド戦で先発の可能性がある一方、クラブでは立場が不安定になっている。スパーズはブライトンからの3,500万ポンドのオファーを拒否したが、ファンヘッケの加入により来季の序列は大きく後退する見通しだ。
ダリッチ監督は「ヴシュコヴィッチは大きな才能で、15年は代表の中心になる選手だ。しかし彼には先発でプレーできるクラブが必要だ」とコメント。さらに「彼は自分のキャリアを自分で決めるべきだが、試合に出続けることが最も重要だ」と強調した。ヴシュコヴィッチは昨季ハンブルクで6得点を挙げ、ブンデスリーガ年間ベストイレブンに選出されるなど圧巻の活躍を見せたが、本人は「もうローンには出たくない」と考えているとされる。
スパーズはロバートソン、セネシに続きファンヘッケを獲得し、最終ラインの再構築を急速に進めている。ファンヘッケはデゼルビの信頼が厚く、加入後は即戦力として起用される見込みで、ヴシュコヴィッチの出場機会はさらに限られる。Mirrorは「スパーズが適正額を提示されれば、完全移籍での退団も十分あり得る」と指摘している。
記事解説
今回のMirrorの報道は、ヴシュコヴィッチの去就が“クラブの判断”ではなく“本人の意思”によって大きく動き始めたことを示している。クロアチア代表監督が公の場で「移籍すべき」と発言するのは異例であり、これはヴシュコヴィッチが来季のスパーズで十分な出場機会を得られないと見られている証左でもある。ファンヘッケ加入で序列が下がったことに加え、本人がローンを拒否している点はクラブにとって大きな判断材料となる。
スパーズは将来性を高く評価しており、3,500万ポンドのオファーを拒否した姿勢からも簡単に手放すつもりはない。しかし、デゼルビ体制の補強が急速に進む中で、ヴシュコヴィッチが“構想外に近い扱い”になりつつあるのも事実だ。ワールドカップで評価がさらに上がれば、移籍市場での注目度は一段と高まり、クラブは難しい決断を迫られることになる。
投稿元:Tottenham star Luka Vuskovic sent transfer message by Croatia boss after £35m bid rejected

