レポート
スパーズが今夏の最重要ターゲットとしてトナーリを追う中、選手本人が移籍に前向きであることがロマーノとモレットの複数報道で明らかになった。ロマーノによれば、トナーリは欧州カップ戦がない状況でもスパーズ移籍を受け入れる姿勢を示しており、クラブはすでに選手側の意向確認を済ませている。一方でニューカッスルとの正式交渉はまだ始まっていないが、選手のスタンスが明確になったことでスパーズは本格的な動きに入る準備を整えている。
トナーリは昨季53試合に出場し、3得点7アシストを記録。技術、推進力、守備力、展開力を兼ね備えた希少なタイプで、スパーズが昨季欠いていた要素をすべて満たす存在と評価されている。アーセナルは数週間前から継続的に接触し、マンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドも状況を注視しているが、ロマーノは「トナーリはスパーズ移籍に前向き」と強調している。
背景には、デゼルビとの“同郷の絆”がある。両者はイタリアのブレシア出身で、ロマーノは「単なる同国ではなく、同じ街の出身であることが強い結びつきになっている」と説明。デゼルビは内部でトナーリ獲得を強く求めており、モレットは「スパーズはトナーリに新プロジェクトの鍵を託す準備がある」と報じている。
移籍金は8,500万ポンド規模になる見通しで、スパーズにとってはクラブ史上最大級の投資となる。アーセナルとシティが長期的に追跡している中、スパーズはデゼルビの影響力を武器に“本気の勝負”に出る構えだ。
記事解説
今回の報道は、トナーリ獲得レースにおける“選手本人の意向”という極めて重要な要素を明確にした点で大きな意味を持つ。これまでの報道ではスパーズの積極姿勢やニューカッスルの強硬姿勢が中心だったが、ロマーノとモレットは「トナーリ自身がスパーズ移籍に前向き」という新たな視点を提供している。欧州カップ戦がない状況でも移籍を受け入れる姿勢は、デゼルビの存在とプロジェクトの魅力が選手に強く響いている証拠だ。
また、デゼルビとトナーリが同じブレシア出身である点は、単なる“イタリア人同士”という枠を超えた強い結びつきとして描かれている。今夏のスパーズ補強はファンヘッケの件でも明らかになったように、デゼルビの個人的影響力が中心テーマとなっており、トナーリもその延長線上にある。スパーズが選手に“プロジェクトの鍵”を託す準備をしているという情報は、中盤の構造を根本から変える覚悟を示している。
さらに、スパーズがまだニューカッスルと正式交渉を開始していない点も重要だ。これは、まず選手側の意向を固めた上で巨額交渉に臨むという戦略的アプローチとも読み取れる。アーセナルとシティが長期的に追跡している中で、スパーズが“選手の心を先に掴む”という形で優位性を築こうとしている可能性が高い。トナーリ獲得はデゼルビ体制の象徴となる大型補強であり、成立すればクラブの未来を大きく変える一手となる。
投稿元:How Sandro Tonali really feels about joining Tottenham in £85m blockbuster transfer

