レポート
クロアチア代表の19歳センターバック、ヴシュコヴィッチがイングランド戦で先発する可能性が高まっている。現地記者トミスラフ・ガベリッチ氏は、ヴシュコヴィッチがハリー・ケインと対峙する準備ができていると語り、「空中戦の強さ、フィジカル、セットプレーでの得点力を兼ね備えており、リスクではなく戦力として計算できる」と評価した。ヴシュコヴィッチは昨季ハンブルクで6得点を記録し、1月にはケインと直接対戦して互いに得点を挙げている。
ガベリッチ氏は、若手DFが大舞台でミスを犯すことはあるとしつつも、ヴシュコヴィッチの潜在能力と成長速度を理由に「起用する価値がある」と強調した。クロアチア代表では過去にも若手DFが大舞台で経験を積み、後に主力へ成長した例があり、今回も同様の判断が下される可能性が高い。
ヴシュコヴィッチはハイドゥク・スプリトの名門一家の出身で、祖父・父・兄に続く“第四世代”の選手として幼少期から注目されてきた。16歳でトップデビューを果たし、クラブ史上最大規模の移籍金でスパーズへ加入した後も謙虚な姿勢を崩さず、ハンブルクでの武者修行を経て代表の舞台に立とうとしている。
ブライトンは今夏、3,000万ポンドのオファーを提示したがスパーズはこれを拒否しており、バルセロナも過去数カ月で問い合わせを行っていた。クラブ内外で評価が高まる中、今回のW杯イングランド戦はヴシュコヴィッチにとって大きな転機となる可能性がある。
記事解説
今回の報道は、ヴシュコヴィッチが単なる将来有望株ではなく、すでに“国際舞台で計算できる戦力”として扱われ始めていることを示している。ガベリッチ氏が強調したのは、若手特有の不安定さよりも、ケイン相手でも競り負けないフィジカルと空中戦の強さ、そして得点力という明確な武器だ。これはスパーズがブライトンの3,000万ポンドを拒否した理由とも一致しており、クラブが彼を長期的な中核として見ていることを裏付ける。
また、ヴシュコヴィッチはハイドゥクの“第四世代”として育ち、16歳でトップデビュー、ハンブルクでの武者修行、そしてW杯という階段を驚異的なスピードで駆け上がっている。謙虚な性格やコミュニケーション能力の高さも評価されており、スパーズのロッカールームにおいても順応が早いとされる。イングランド戦での先発は大きな賭けに見えるが、クロアチア代表の歴史を踏まえると、若手を大舞台で育てる判断は決して珍しくない。
スパーズにとっては、ヴシュコヴィッチがW杯でどれだけ存在感を示せるかが今後の市場価値やクラブ内での序列に直結する。ケインとの対峙は、彼の現在地を測る最も分かりやすい指標となる。今回の報道は、スパーズが手放すべきではない逸材であることを改めて示す内容となっている。
投稿元:Croatia insider sets record straight on huge Luka Vuskovic decision involving Harry Kane

