日曜日(6月15日)の夜から月曜日の早朝にかけて行われた試合で、ファンデフェンとベリヴァルが、それぞれオランダ代表とスウェーデン代表としてワールドカップデビューを果たした。
ファンデフェンはオランダ代表の左サイドバックとして先発出場したが、テキサスで行われた日本代表との一戦は終盤に追いつかれ、2-2の引き分けに終わった。やや慎重な展開となった試合は後半に動きを見せる。オランダは51分にフィルジル・ファン・ダイク、64分にクリセンシオ・サマーフィルのゴールで2度リードを奪ったものの、日本も57分に中村敬斗、そして残り1分となったところで鎌田大地がネットを揺らし、試合をドローに持ち込んだ。

一方、ベリヴァルはモンテレイで行われたチュニジア戦にベンチから途中出場し、スウェーデンが5-1で快勝した試合で歴史にその名を刻んだ。20歳4ヶ月13日での出場は、スウェーデン代表におけるワールドカップ史上最年少出場記録となる。これは、かつてマンチェスター・ユナイテッドやミラン、エバートンでプレーしたフォワードのイェスパー・ブロムクヴィストが1994年大会で樹立した記録を2日更新するものだ。
スウェーデンが3-1とリードしている場面でベンジャミン・ニグレンに代わってピッチに入ったベリヴァルは、すぐにインパクトを残した。彼の代名詞でもある高い位置からのプレスでボールを奪い返すと、アディショナルタイム6分にブライトンのヤシン・アヤリがチームの5点目となるゴールを突き刺した。スウェーデンはアヤリの先制点のほか、アレクサンダー・イサク、ヴィクトル・ギェケレシュ、マティアス・スヴァンベリがゴールを記録している。

次戦、スパーズのチームメイトである2人は、土曜日(日本時間21日(日)午前2時)に行われるグループステージ第2節のオランダ対スウェーデンの一戦で直接対決を迎える。オランダ対スウェーデンが行われ、ファンデフェンとベリヴァルが直接対決する可能性が高い。スパーズの未来を担う2人がW杯の大舞台で激突する構図は、クラブにとっても大きな注目ポイントとなる。
記事解説
ファンデフェンとベリヴァルのデビュー戦は、スパーズが抱える若手の質の高さを改めて示すものだった。ファンデフェンは本職ではない左サイドでの起用ながら、スピードと対人能力で随所に存在感を見せた。一方のベリヴァルは、短時間で試合の流れを変えるプレーを披露し、スウェーデン代表の未来を担う存在であることを証明した。特にベリヴァルは、スパーズでの序列や負傷の影響から出場機会が限られていたが、W杯という最高の舞台で評価を一気に高めた。若手が国際舞台で躍動することはクラブにとっても大きな資産であり、デゼルビ体制の中で彼をどう育てていくかは今季の重要テーマとなる。
さらに、ベリヴァルのスウェーデンは順当にいけばグループ最終戦で日本代表と突破を懸けて激突する可能性が高く、初戦でファンデフェンと対戦した彼にとっては、同僚のプレーを複雑な気持ちで見届ける場面が続きそうだ。クラブの仲間でありながら、W杯ではライバルとして相まみえる可能性があるという構図は、この大会ならではの醍醐味と言える。
また、次戦、オランダ対スウェーデンの“スパーズ同僚対決”はクラブの未来を象徴するカードになるだろう。両者がどのようなプレーを見せるのか、そしてグループ突破に向けてどんな役割を果たすのか、注目が集まる。
投稿元:2026 World Cup | Mixed fortunes for Micky and record-breaker Lucas

