レポート
トッテナムはリール所属の18歳MFアイユーブ・ブアディに関心を示しており、欧州の複数クラブとともに争奪戦に参戦している。モロッコ代表のブアディはW杯グループステージ初戦のブラジル戦で圧巻のパフォーマンスを披露し、世界的評価が急上昇している。
リヴァプールはすでにニューヨークまでスカウトを派遣し、モロッコ代表として出場したブアディを現地視察。フランスのFoot Mercatoによれば、スパーズも同選手をリストアップしており、今夏の中盤補強候補として注目している。
スパーズはすでにアンディ・ロバートソンとマルコス・セネシを獲得し、ヤン・ポール・ファンヘッケとサヴィーニョの交渉も進行中。中盤ではジョアン・パリーニャの完全移籍に向けて動いているが、イブ・ビスマが契約満了で退団したため、将来性のある若手MFの補強も検討している。
ブアディは“デクラン・ライス”タイプの万能MF
ブアディはブラジル戦でカゼミーロを圧倒し、1-1の引き分けに大きく貢献。解説者ジョー・トムリンソンは彼を“将来のスーパースター”と評し、フィジカル、判断力、読みの鋭さ、運動量を高く評価した。さらに、エドゥアルド・ハグンは「世界最高の6番になり得る」と絶賛し、プレースタイルをアーセナルのデクラン・ライスに例えている。攻撃と守備のバランス、前進とポジション維持の判断、プレスのタイミングなど、18歳とは思えない成熟度を備えている点が特徴だ。
スパーズの中盤事情とブアディの位置づけ
スパーズにはアーチー・グレイやルーカス・ベリヴァルといった若手有望株がすでに揃っているが、ブアディは“守備的セントラルMFとしての完成度”が突出している。デゼルビの戦術は中盤の構造が極めて重要であり、パリーニャの後継候補としても長期的にフィットする可能性がある。
記事解説
ブアディは今大会で最も評価を上げている若手の一人であり、スパーズが関心を示すのは自然な流れだ。特にデゼルビのフットボールは“6番の質”がチーム全体の完成度を左右するため、18歳にしてライス型の成熟度を持つブアディは理想的なプロファイルと言える。スパーズは中盤の層が厚いとはいえ、ビスマ退団とパリーニャの年齢を考えれば、次世代の守備的MFを確保する必要がある。ブアディはその最有力候補になり得る。
ただし、リヴァプールをはじめ欧州複数クラブがすでに動いており、争奪戦は激化必至。スパーズが本気で獲得を狙うなら、W杯後の早い段階で具体的なアクションを起こす必要があるだろう。いずれにせよ、ブアディは今後10年の欧州フットボールを担う可能性を秘めた逸材であり、スパーズが注目するのも当然だ。
投稿元:Tottenham Want to Sign ‘Superstar in the Making’ Who Plays Like Declan Rice

