レポート
トッテナムはブライトンのCBヤン・ポール・ファンヘッケに対し、5,500万ポンド規模の第3弾オファーを準備しており、クラブ内では「最終的に合意に至る」との楽観論が高まっている。
スパーズはすでに2度のオファー(4,000万ポンド、5,000万ポンド)を提示したが、ブライトンは7,000万ポンドを要求して拒否。しかし、ファンヘッケは契約残り1年で、ブライトン側も“強気一辺倒ではいられない”状況にある。
第3弾オファーは“5,500万ポンド前後”
移籍専門記者ピート・オルークは、Transfer Insiderで次のように語った。
「スパーズは確実に第3弾オファーを出す。ファンヘッケはデゼルビの最優先ターゲットで、クラブは彼を再び指導したいと強く望んでいる」
ブライトンは最大限の利益を求めているが、契約残り1年という状況から、5,500万ポンド前後で折り合う可能性が高いと見られている。
デゼルビの存在が“最大の武器”
Football Insiderによれば、ファンヘッケはリヴァプールやチェルシーからの関心がある中で、スパーズ移籍を優先しているという。
理由は明確で、
- デゼルビとの強固な関係
- ブライトン時代に最も成長した指導者
- 自身のスタイルを最も理解している監督
この“監督との結びつき”が、スパーズにとって最大のアドバンテージとなっている。
ヴシュコヴィッチを失わずに成立できるかが焦点
ブライトンは交渉の中でルカ・ヴシュコヴィッチへの関心を示しており、スパーズはこの若手CBを失わずに取引をまとめたい考えだ。
ファンヘッケ獲得は最優先だが、“ヴシュコヴィッチ放出を代償にする形は避けたい”というのがクラブの本音だ。
記事解説
今回のアップデートは、ファンヘッケ獲得が「最終局面に入った」ことを示している。ブライトンの要求額は7,000万ポンドと高額だが、契約残り1年という弱点があり、スパーズの5,500万ポンド前後のオファーは現実的な落としどころだ。
さらに重要なのは、ファンヘッケ本人がスパーズ移籍を最優先している点だ。リヴァプールやチェルシーといったビッグクラブの関心を退けてまでスパーズを選ぶ理由は、デゼルビとの関係に尽きる。デゼルビはファンヘッケを“戦術の中心”として扱い、ビルドアップの軸として信頼してきた。
スパーズは今夏、後方の再構築を最優先に進めており、セネシ、ロバートソンの加入に続き、ファンヘッケが加わればデゼルビ仕様の後方ユニットが完成する。特に右CBは昨季の弱点であり、ファンヘッケの加入は戦術的にも即効性が高い。
一方で、ヴシュコヴィッチを交渉材料に使うことはクラブにとって大きなリスクだ。19歳で欧州トップクラスの評価を受ける逸材を手放すことは、長期的な資産価値を損なう可能性がある。スパーズは「ファンヘッケ獲得+ヴシュコヴィッチ残留」という理想形を目指しており、ここが交渉の最大の焦点となる。
総合すると、ファンヘッケ獲得は“時間の問題”に近づいているが、スパーズがどこまで譲歩するか──特にヴシュコヴィッチを守り切れるか──が最終的な鍵となる。
投稿元:Optimism Tottenham will complete Jan Paul van Hecke transfer with new £55m bid

