レポート
ブライトンがルカ・ヴシュコヴィッチに対して3,000万ポンドの正式オファーを提示したという。19歳のセンターバックは今季ハンブルクで大きく評価を高め、ブンデスリーガの最優秀若手選手賞を受賞。6得点を記録し、守備だけでなく攻撃面でも存在感を示した。
スパーズ加入後まだ公式戦に出場していないが、ヨーロッパ各国のクラブが関心を寄せており、ブライトンはその中で最初に動いたクラブとなった。
スパーズ内部筋「3,000万では売らない。判断はW杯後」
スパーズ内部に精通するポール・オキーフは、ヴシュコヴィッチの扱いについて次のように述べたとされる。
「3,000万ポンドでは売らない。ヴシュコヴィッチに関して何か動くとしてもW杯後になるだろう」
スパーズはヴシュコヴィッチを2030年まで契約する将来の中核候補として扱っており、現時点での売却には消極的だという。
ファンヘッケ交渉との“カウンターパンチ”
スパーズは現在、ブライトンのヤン・ポール・ファンヘッケ獲得に向けて交渉を進めている。すでに2度のオファーを提示したが、いずれも拒否されている。
この記事では、今回のヴシュコヴィッチへの3,000万ポンド提示がファンヘッケ交渉に対するブライトン側の“カウンターパンチ”である可能性を指摘している。
ファンヘッケはデゼルビとの再会を望んでおり、スパーズ移籍を優先しているが、ブライトンは評価額を高く設定し、交渉を有利に進めようとしている。
ヴシュコヴィッチはW杯で評価上昇の可能性
ヴシュコヴィッチは現在、W杯のためアメリカに滞在しており、活躍次第では市場価値がさらに上昇する可能性がある。この記事は、スパーズがW杯後まで判断を保留する理由として、この点を挙げている。
また、ヴシュコヴィッチはまだロベルト・デゼルビと直接対面しておらず、指揮官がどのように評価するかは未知数だ。
記事解説
今回のGiveMeSportの報道は、スパーズが短期補強(ファンヘッケ)と長期戦略(ヴシュコヴィッチ)の間で極めて難しい判断を迫られていることを示している。
特に重要なのは、スパーズ内部情報筋のオキーフが「W杯後まで判断しない」と明言した点だ。これは、ヴシュコヴィッチの評価が大会でさらに高まる可能性を踏まえた戦略的な保留であり、3,000万ポンドでは売却しないというクラブの姿勢を明確にしている。
一方で、ヴシュコヴィッチ本人は来季のレギュラー確保を最優先にしており、ブライトンの育成環境を高く評価している。ファンヘッケが加入すれば序列はさらに厳しくなるため、本人のキャリア視点では移籍が合理的に映る可能性もある。
スパーズは今夏、センターバックの大規模再編を進めており、ファンデフェン、セネシ、ダンソ、ファンヘッケ(交渉中)という構図が形成されつつある。ここにヴシュコヴィッチをどう組み込むかは、デゼルビの評価次第だ。
総合すると、今回の3,000万ポンド提示は“即決する類の案件ではなく、W杯後に本格判断すべき案件”であり、スパーズの姿勢はその方向性と一致している。
なお、ヴシュコヴィッチのクロアチアの初戦は6/17(木)のイングランド戦で、先発すればハリー・ケインとマッチアップすることになる。
投稿元:Tottenham Update On Luka Vuskovic Transfer Exit Emerges

