レポート
トッテナムが今夏の最優先補強として狙うストライカーの一人、セーフ・ギラシの去就に大きな動きがあった。トルコのフェネルバフチェと「事前合意に達した」との報道が出ていたが、ギラシの代理人であり兄でもあるカランバ・ギラシがこれを完全否定した。
代理人はSky Sportsの取材に対し、次のように語った。
「明確にしておきたい。いかなる合意も存在しない。セルフは来季に向けて選択肢を検討している段階だ。口頭合意という主張は事実ではない」
この発言により、ギラシの去就は再びオープンな状態となり、スパーズを含む複数クラブに獲得のチャンスが復活した形だ。
ブンデス通算185ゴール、直近2年で60ゴール15アシスト
ギラシはブンデスリーガで通算185ゴールを記録する屈指のストライカー。ドルトムント加入後の2シーズンでは、
- 38ゴール(2024/25)
- 22ゴール(2025/26)
と圧倒的な決定力を示し、96試合で合計60ゴール15アシストという驚異的な数字を残している。
スパーズは“20ゴール級の9番”を最優先補強
スパーズは昨季プレミアリーグで48ゴールと得点力不足に苦しみ、残留争いに巻き込まれた。リシャルリソンは12ゴール、ソランケは負傷が多く、いずれも確固たるエースとは言い難い。
そのため、デゼルビは「年間20ゴールを計算できる9番」を最優先補強としており、ギラシはその条件に完全に合致する。
競合はチェルシー、アーセナル、マン・ユナイテッド、ミラン、アトレティコ
ギラシには複数のビッグクラブが関心を示しており、スパーズは激しい争奪戦に挑むことになる。TEAMtalkは、
- チェルシー
- アーセナル
- マンチェスター・ユナイテッド
- ACミラン
- アトレティコ・マドリー
がリストアップしていると伝えている。
記事解説
今回の代理人コメントは、スパーズにとって極めて大きな追い風だ。フェネルバフチェとの“事前合意”が事実であれば、スパーズは撤退を余儀なくされていたが、完全否定により状況は一変した。
ギラシは30歳ながら、決定力・ポストプレー・フィジカル・守備貢献の全てが高水準で、デゼルビの戦術において即戦力の軸になり得る。特に、ハーフスペースに落ちての連携や、背後への抜け出しは、デゼルビの攻撃構築と相性が良い。
一方で、競合クラブが多いこと、年齢的に“即戦力投資”となることから、スパーズがどこまで条件を積めるかが焦点となる。
スパーズは守備陣の再構築を進める一方で、攻撃陣の刷新も不可欠であり、ギラシ獲得は今夏の補強戦略の成否を左右する案件と言える。
投稿元:Tottenham given nod to sign electric 185-goal Bundesliga striker after strong agent denial

