レポート
Athleticのオーンスタインが伝えているところによれば、ブライトンがスパーズのルカ・ヴシュコヴィッチに対して3,000万ポンドの正式オファーを提示したという。19歳のセンターバックはハンブルクでのローン期間で評価を高め、ブンデスリーガで28試合に出場し6得点を記録した。
一方、talkSPORTによれば、ヴシュコヴィッチ本人はブライトンのようなクラブでプレーすることに前向きとされており、若手育成に定評のある環境を次のステップとして高く評価しているという。
ブライトンの新監督ファビアン・フルツェラーとは、ハンブルク時代に接点があり、互いに信頼関係があると報じられている。
スパーズは売却の意思なし、新契約を準備
一方で、talkSPORTはスパーズがヴシュコヴィッチを「非売品」として扱っていると伝えている。クラブは新契約の提示を準備しており、来季のチーム構想に含める意向を持っている。
さらに、スパーズ関係者には「今後10年のチーム作りはヴシュコヴィッチを軸にすべき」と助言する声もあるとされ、クラブ内での評価は極めて高い。
ファンヘッケ交渉との連動
ブライトンのオファーは、スパーズがヤン・ポール・ファンヘッケ獲得に動いている状況と重なっている。スパーズはすでに2度のオファーを提示しており、ブライトンはこれを拒否している。
talkSPORTは、両クラブの交渉が複数の選手を含む形で進む可能性を示唆しているが、欧州フットボール専門家アンディ・ブラッセルは「ヴシュコヴィッチを取引材料にすべきではない」と述べ、スパーズが手放すべきではないと強調している。
記事解説
今回の報道で最も重要なのは、Athleticが「ヴシュコヴィッチ本人はブライトン移籍に前向き」と伝えている点である。これは、単なる噂ではなく、選手側の意向として一定の根拠があることを示している。
一方で、スパーズは売却の意思を明確に否定しており、新契約を準備していることからも、クラブとしては将来の中核として扱う方針が読み取れる。ここには、デゼルビ体制の刷新において、若手センターバックを軸に据えたいというクラブ内の期待が反映されている。
ブライトンの3,000万ポンドオファーは、ファンヘッケ交渉と連動した交渉上の圧力としての側面も強い。スパーズがファンヘッケを求める一方で、ブライトンはヴシュコヴィッチを要求することで、取引全体の主導権を握ろうとしている。
最終的な判断はW杯後に持ち越される見通しで、talkSPORTが伝える通り、現時点ではスパーズが売却に応じる可能性は低いとみられるが、デゼルビがヴシュコヴィッチをどのように評価しているか次第では大きく情勢が変わるかもしれない。
投稿元:Brighton launch £30million bid for Tottenham star yet to make Premier League debut

