レポート
スペイン代表のペドロ・ポロは、テネシー州のチャタヌーガでの会見でW杯初戦に向けた準備と、移籍報道への姿勢について語った。トッテナム所属の右サイドバックは、カーボベルデ戦を前に落ち着いた様子でチームの状況を説明している。
先発の可能性について問われると、ポロは次のように話した。
「自分の状態はすごくいいよ。でも、マルコス(ジョレンテ)もすごく良い選手だから、誰が出てもチームのために全力を出すだけだね」
家族の話題になると、表情が柔らかくなった。
「母の顔を見ると本当にうれしいよ。両親には感謝しかないし、自分がここにいることを一番喜んでくれてると思う」
W杯への思いと若手との連携
W杯出場については、幼い頃からの夢だったと語る。
「W杯は小さい頃からずっと夢見てきた舞台だからね。スペインのために大きな喜びを届けられたら最高だよ」
負傷明けのラミン・ヤマルとニコ・ウィリアムズについては、次のように語った。
「ラミンもニコも順調に回復してるよ。それが一番大事だし、もうチームに合流できてる」
批判と移籍報道への姿勢
スペイン代表での自身のプレーへの批判については冷静に受け止めている。
「ファンに何かを求めるつもりはないよ。いろんな意見があって当然だし、批判は自分を強くしてくれると思ってる」
そして、最も注目された“マンチェスター・シティの関心”については、明確に線を引いた。
「W杯が終わるまでは移籍の話は聞かないよ。クラブと契約もあるし、今はスペインに集中したいだけ。代理人から電話が来ても出ないか、『今は代表に集中したい』って言うと思う。シティ? 本当に何も知らないよ」
プレミアで対戦した選手への言及
最後に、プレミアリーグで対戦し、最近バルセロナへの移籍を決めたイングランド代表のアンソニー・ゴードンについて聞かれると、ポロは率直にこう話した。
「ゴードンは本当に速いし、いろんなプレーができて、得点力もある選手だよ。競争力が高いし、バルサでもうまくやると思う」
記事解説
今回の会見で特に印象的だったのは、スペインのメディアであるASが、レアル・マドリードではなくマンチェスター・シティの関心についてのみ直接質問した点である。スペイン国内ではレアル・マドリードからの関心が報じられることもあるが、ASの記者はその話題を一切取り上げず、シティの可能性だけを確認した。
この質問の仕方からは、レアルの関心は実際には強くなく、むしろシティの動きのほうが現実味を持って受け止められていることがうかがえる。ポロ自身も「W杯が終わるまでは何も聞かない」と語り、完全否定ではなく、あくまで大会中は遮断する姿勢を示した。
スペイン代表の会見でプレミアのクラブ名がここまで明確に出るのは珍しく、ASがシティの名前を挙げたこと自体が、移籍市場における関心の方向性を示していると言える。
投稿元:AS『Pedro Porro: “No sé nada del City…”』

