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【ファンの声】サポーターズ・トラストが“緊急書簡”──歴史的低水準の信頼度、今夏は「決定的な分岐点」

【ファンの声】サポーターズ・トラストが“緊急書簡”──歴史的低水準の信頼度、今夏は「決定的な分岐点」

✔ THSTがチャリントン会長へ“緊急書簡”を送付
✔ サポーターのクラブ信頼度は歴史的低水準(81.7%が不信)
✔ リーダーシップ・医療部門・育成経路への不満が集中

レポート

トッテナム・ホットスパー・サポーターズ・トラスト(THST)は、クラブのピーター・チャリントン会長に対し、サポーターの深刻な懸念を伝える“緊急書簡”を送付した。

スパーズは今季も17位でフィニッシュし、シーズン中に4人の監督が交代する混乱を経験。最終節で辛うじて残留を決めたものの、クラブ全体への信頼は大きく揺らいでいる。

THSTは残留決定後に会員向け調査を実施し、1,696名が回答。その結果、クラブのリーダーシップに対する信頼度は次の通りだった。

  • “信頼できない(1点)”が57.15%
  • “ほぼ信頼できない(2点)”が24.57%
    → 合計81.72%が“低信頼”と回答

クラブ所有者への信頼度も同様で、83.44%が“低信頼”と回答した。

サポーターが抱える主な懸念

調査では、以下の点に不満が集中した。

  • リーダーシップと意思決定の質
  • クラブ上層部における“フットボール専門性”の欠如
  • 補強戦略とスカッド構築の失敗
  • 負傷者の多さと医療部門への不信
  • アカデミーからトップチームへの昇格経路の停滞
  • “フットボールよりビジネス優先”という印象

THSTは、これらの声をまとめた書簡をチャリントン会長に提出し、クラブの姿勢転換を強く求めた。

THSTの主張:「言葉ではなく行動を」

書簡では、チャリントン会長およびルイス・ファミリーが「過去2シーズンは受け入れがたい」と認めた点は評価しつつも、“今季の判断ミスへの認識が不足している”と指摘。

さらに、次の点を強調した。

  • エリート級のフットボール専門性を持つリーダーの配置
  • 今夏の補強での“緊急かつ大規模な強化”
  • クラブ運営の優先順位を“フットボール第一”へ転換
  • サポーターの信頼回復には“行動”が不可欠

THSTは「今夏はクラブにとって決定的な機会であり、同時に最大の試練」とし、デゼルビ体制の強化とクラブ文化の再構築を求めている。

記事解説

今回の書簡は、スパーズのサポーターが抱える長年の不満が臨界点に達したことを象徴している。特に、クラブ上層部の意思決定に対する不信は深刻で、補強戦略・医療体制・育成方針など、クラブ運営の根幹に関わる問題が噴出している。

デゼルビの就任は希望の光だが、サポーターが求めているのは“監督任せではない、クラブ全体の構造改革”だ。今夏の補強と組織再編が成功するかどうかは、スパーズの未来を左右する。

THSTの言う「言葉ではなく行動を」というメッセージは、クラブに対する最後通告に近い重みを持つ。

投稿元:Football.London『“Urgent” letter sent to Spurs chairman by Tottenham Hotspur Supporters’ Trust』