レポート
レアル・マドリードが、トッテナムのオランダ代表センターバックファンデフェンの獲得に向けて本格的に動き出したと報じられている。新監督就任が確実視されるジョゼ・モウリーニョが、守備再構築の最優先ターゲットとしてファンデフェンを指名したという。
スペイン国内では、レアルが7,500万ポンド超の巨額オファーを準備しているとの報道もあり、クラブは本気で獲得を狙っている。
モウリーニョ「条件を満たすCBはファンデフェン」
モウリーニョはレアルの新体制で守備陣の刷新を求められており、即戦力かつ将来性のある左利きCBを最優先で探している。その中で、ファンデフェンは「スピード・対人・ビルドアップ・年齢」のすべてを満たす存在として高く評価されている。
ファンデフェン陣営の関係者も「モウリーニョの条件に完全に合致している」と語ったとされ、レアル側の本気度は極めて高い。
スパーズは“絶対に売らない”姿勢──デゼルビの最重要選手
一方、スパーズはファンデフェンを絶対に手放したくない主力として扱っている。現在W杯に参加中のファンデフェンは、デゼルビ体制において守備の軸であり、クラブはオファーを受けるつもりはない。
デゼルビはシーズン最終節前の会見で、ファンデフェンを「プレミアリーグ最高の左センターバック」と絶賛しており、流出はチーム構造に大きな影響を与える。
レアルは他のCBも調査中──グヴァルディオルも候補
スペイン国内の報道では、レアルはマンチェスター・シティのグヴァルディオルにも関心を示しているとされる。しかし、モウリーニョが最も強く望んでいるのはファンデフェンで、優先順位は明確だという。
スパーズはCB補強を進行中──セネシ&ファンヘッケ
スパーズはすでにマルコス・セネシを獲得し、さらにファンヘッケにも複数回のオファーを提示している。これはロメロ退団を見据えた動きであり、ファンデフェンは“絶対に残す選手”として扱われている。
記事解説
ファンデフェンはスピード、対人守備、左利きという希少性を兼ね備えたセンターバックで、まさに欧州トップクラブが欲しがるタイプの選手だ。レアル・マドリードが巨額オファーを準備すると聞いても不思議ではないが、デゼルビにとっては絶対に失えない存在だろう。
同じく左利きセンターバックのセネシの獲得が迫っていることからも、ファンデフェン本人の意思次第ではこの夏に動きがあるかもしれないが、直近でファンヘッケのスパーズ加入を推すといった「スパーズでの将来」を見据えた動きも聞かれるため、現時点では残留の見込みが強そうだ。
ただし、ファンデフェンの場合は、「残留」だけでなく「契約延長」がカギとなる。そこを渋られたままでは、スパーズとしても「売り時」を逃したくないと考えるかもしれない。

