レポート
アル・ヒラルを退団するウルグアイ代表ストライカーのダルウィン・ヌニェスが、今夏の移籍市場でフリーの目玉となる見通しだ。代理人はすでに最大8クラブへ獲得の可能性を打診しており、欧州全体で争奪戦が始まっている。
ヌニェスは昨季、アル・ヒラルで24試合9得点を記録。しかし外国籍枠の問題で登録外となり、双方合意で契約を解除。欧州復帰の道が開かれた。
スパーズも争奪戦に参戦──デゼルビ体制の前線再構築へ
TEAMtalkによれば、ヌニェスの状況を把握しているクラブの中にトッテナム・ホットスパーも含まれている。デゼルビ体制では前線の刷新が急務であり、移籍金ゼロで獲得できるヌニェスは現実的かつ魅力的な補強候補だ。
強度、スピード、裏抜けというヌニェスの特徴は、デゼルビの攻撃モデルにも適合しやすい。
リバプールは“慎重姿勢”──復帰を即決せず
古巣リバプールも代理人から状況を伝えられているが、クラブは復帰を急いで決断するつもりはないとされる。前線の負傷者が多いものの、補強方針を慎重に見極めている段階だ。
ベンフィカは本命級の動き──マルコ・シウバが熱望
ヌニェスの古巣ベンフィカは、今夏就任予定のマルコ・シウバ監督が強く獲得を希望している。ポルトガル国内でも、ベンフィカが最も積極的なクラブの一つと報じられている。
ただし、プレミア勢との資金力の差は大きく、争奪戦は容易ではない。
欧州でも関心拡大──アトレティコ、バイエルンも動く
アトレティコ・マドリードは以前からヌニェスのプレースタイルを高く評価しており、補強候補に挙げている。さらに、バイエルン・ミュンヘンも代理人と初期的な接触を行ったとされる。
中央でも左でもプレーできる柔軟性は、どのクラブにとっても魅力的だ。
記事解説
ヌニェスはアル・ヒラルでの短い期間こそ不本意だったが、欧州では依然として高い評価を受けている。フリーで獲得できるストライカーとしては市場最高クラスであり、今夏の移籍市場で最も注目される選手の一人だ。
スパーズは前線の刷新が急務で、ヌニェスは“費用対効果の高い補強”として理にかなっている。争奪戦は激化必至だが、デゼルビ体制のプロジェクトがどこまで彼を惹きつけられるかが鍵となる。
今夏、ロバートソン、セネシと、フリーでの獲得で成功を収めている(セネシは公式には未発表)スパーズだけに、期待が高まるところだ。

