レポート
ブライトンCEOポール・バーバーが、ヤン・ポール・ファンヘッケを巡るスパーズからの2度のオファーを正式に拒否したことをtalkSPORTで明言した。スパーズは今夏の最優先ターゲットとして同選手の獲得を進めているが、交渉は依然として難航している。
バーバーはtalkSPORTのインタビューで、次のように語った。
「我々のベストプレーヤーには常に多くの関心が集まる。ヤン・ポールもその1人だ。 関心は複数のクラブから来ている。 そうだ、我々は過去1週間ほどでトッテナムからのオファーを拒否した。実際には“2つ”だ。 我々にとっても、選手にとっても、条件が正しくなければならない。」
さらにバーバーは、クラブの補強モデルとファビアン・ヒュルツェラー監督の来季の戦いを支えるためにも、売却条件は慎重に判断すると強調した。
「我々はモデルに合った最良の取引をしなければならない。ファビアンを支えるためにも、最適なスカッドバランスが必要だ。」
talkSPORTによれば、ブライトンはファンヘッケの移籍金として5,000万ポンドを求めている。
ファンヘッケにはスパーズ以外にもリヴァプール、ニューカッスルが関心を示しており、競争は激化している。選手は契約残り1年で、ブライトン加入後に大きく成長し、オランダ代表でも11キャップを獲得している。
スパーズはすでにマルコス・セネシをフリーで獲得する見込みで、センターバックの再構築を進めている。一方で、キャプテンのクリスティアン・ロメロは規律問題や最終節前の帰国騒動もあり、クラブ内での評価が揺らいでいる。
また、ハンブルクで活躍したルーカ・ヴシュコヴィッチの扱いも今夏の重要テーマとなっており、ファンヘッケ獲得の成否は守備陣全体の構造に大きく影響する。
記事解説
今回のバーバーの発言は、スパーズに対して「ブライトンは強気で、交渉は簡単には進まない」という明確なメッセージだ。特に、イングランド側の要求額が5,000万ポンドと明確になったことで、スパーズは次の一手を迫られる。
オランダのメディアの「初回4,000万ユーロ」報道と、イングランドのメディアの「2回目4,000万ポンド」のオファー提示からさらに大きく乖離しており、これはプレミアリーグ内の取引特有の価格設定が影響している。
デゼルビは右センターバックの補強を最優先としており、ファンヘッケはその最適解とされる存在。セネシとの“デゼルビライン”を構築するためにも、スパーズは3度目のオファーを準備する可能性が高い。
ただし、リヴァプールとニューカッスルが本格参戦した場合、交渉はさらに複雑化する。スパーズがどこまで条件を引き上げるかが、今夏の守備再構築の成否を左右する。
投稿元:Brighton chief confirms second Tottenham bid for Jan Paul van Hecke rejected(talkSPORT)

