レポート
マルコス・セネシが、アルゼンチン代表のワールドカップ追加招集候補として急浮上している。ボーンマスを退団し、7月1日付でスパーズ加入が決定している29歳のセンターバックだが、代表の状況次第ではクラブ合流が大幅に遅れる可能性が出てきた。
アルゼンチン代表はレオナルド・バレルディが右足ヒラメ筋の負傷によりW杯欠場となることを発表。これを受け、ESPNアルゼンチンはセネシを含む複数名が追加招集候補に挙がっていると報じた。
候補として名前が挙がっているのは、マルコス・アクーニャ、ニコラス・カパルド、アグスティン・ジャイ、ケビン・マカリスター、マルティネス・クアルタ、そしてセネシ。中でも自然なセンターバックはセネシとマルティネス・クアルタの2名のみで、バレルディの代役として最も現実的な選択肢と見られている。
アルゼンチン代表のセンターバック陣には、クリスティアン・ロメロ、リサンドロ・マルティネス、ニコラス・オタメンディ、ファクンド・メディナが名を連ねているが、追加枠は1名のみ。セネシは3月の代表活動にも参加しており、今回の招集は十分にあり得る状況だ。
もしセネシが追加招集され、アルゼンチンが大会終盤まで勝ち進んだ場合、スパーズ合流は当初予定より大幅に遅れる可能性がある。W杯決勝は7月19日で、そこまで勝ち進んだ場合、スパーズのプレシーズンへの合流はその数週間前後となる見込みだ。
現在、セネシは恋人のケルシー=ローズ・バウアーズとともにイビサでオフを過ごしており、追加招集の決定を待っている状況と見られる。
記事解説
セネシの追加招集は、スパーズにとって“嬉しい誤算”と“痛手”の両面を持つ。代表選出は選手の評価を高める一方、クラブ合流の遅れはデゼルビの守備再構築に負の影響を与える可能性がある。
特にスパーズは今夏、ファンデヘッケ獲得を進めつつ、センターバックの組み合わせを再構築する重要な時期にある。セネシがW杯で長期間プレーした場合、デゼルビが新シーズンに向けて構築したい“左利きCBのビルドアップライン”の準備が遅れることになる。
一方で、セネシがアルゼンチン代表としてW杯に出場すれば、選手としての価値はさらに高まり、スパーズにとっては“W杯出場選手の即加入”という大きなアドバンテージにもなる。
最終的な追加招集の判断はリオネル・スカローニ監督に委ねられており、決定は近日中に下される見込みだ。
投稿元:Tottenham set to be impacted by Marcos Senesi U-turn after shock decision(football.london)

