レポート
フィオレンティーナでのローン期間を終えたマノル・ソロモンが、SNSに投稿したメッセージを巡る誤解を正式に否定した。投稿は“別れの挨拶”と受け取られていたが、本人も代理人も「そうではない」と明言している。
ソロモンはフィオレンティーナで残留争いを戦い抜き、買取オプション(約870万ポンド)が設定されていた。しかしクラブは最終的にオプション行使を選ばず、ソロモンはスパーズへ戻る形となった。
問題となったのは、フィオレンティーナ退団後に投稿したメッセージだ。
「ここに来たとき、僕らには明確な目標があった。それを達成できた。フィオレンティーナは本来、もっと上を目指すべきクラブだ。サポートに感謝し、初日から我が家のように感じさせてくれたことに感謝する」
この文章が“別れの挨拶”と解釈され、去就への憶測が一気に広がった。
しかし代理人はこれを完全否定。「あの投稿は別れのメッセージではない。単に1年間の感謝を伝えただけだ。すべてはオープンだが、私はソロモンにトッテナムへ残ってほしい。それが私の願いだ」と語った。
ソロモンは2023年にスパーズへ加入したものの、負傷もあり出場はわずか6試合。2024-25、2025-26の2シーズンをローンで過ごしている。本人もイスラエル代表の試合後に「フィオレンティーナに別れを告げたわけではない。感謝を伝えたかっただけだ。未来がどうなるかは分からない」とコメントし、状況の流動性を認めた。
記事解説
今回のソロモンの発言と代理人のコメントは、“別れの投稿”という誤解を解くものだったが、同時にスパーズでの立ち位置が依然として不透明であることも浮き彫りにした。スパーズは今夏もウイング補強を継続しており、サヴィーニョを筆頭に複数の左ウイングをリストアップしている。
すでにウィルソン・オドベルト、クドゥス、マティス・テル、シャビ・シモンズといった選手が外側のポジションでプレー可能であり、ソロモンが残留した場合でも出場機会はデゼルビの序列次第ではあるが限定的になる可能性が高い。
代理人は残留を望んでいるが、クラブ側は売却による資金捻出を検討しており、ソロモンの未来は“本人の意思・代理人の希望・クラブの補強戦略”が交錯する複雑な局面にある。今後の動きは、スパーズのウイング補強の成否と密接に連動することになる。
投稿元:Manor Solomon clarifies Fiorentina post as agent calls for Tottenham stay(Spurs Web)

