レポート
アルゼンチン代表がW杯開幕11日前という最悪のタイミングで大きな痛手を受けた。センターバックのレオナルド・バレルディ(マルセイユ)がトレーニング中に負傷し、W杯メンバーから離脱することが決定した。
アルゼンチン代表はSNSで「レオナルド・バレルディは右足ヒラメ筋の筋損傷を負い、W杯に参加できない」と声明を発表。「前を向け、強くあれ、早い回復を祈る」とメッセージを添え、選手を励ました。
バレルディは今季マルセイユでキャプテンを務め、リーグ戦21試合に先発。アルゼンチン代表としても12試合中7試合に出場し、初のW杯メンバー入りを果たしていた。背番号2を背負う予定だったが、無念の離脱となった。
代替候補として複数の名前が挙がる中、最有力とされているのがマルコス・セネシだ。セネシはボーンマスで4年間にわたり主力として活躍し、今夏スパーズへ加入することが決まっている。代表では3キャップを持ち、直近12カ月でベネズエラ戦とモーリタニア戦に先発している。
なお、アルゼンチンのセンターバック陣はリサンドロ・マルティネス(マンチェスター・ユナイテッド)、クリスティアン・ロメロ、ニコラス・オタメンディ(ベンフィカ)、ファクンド・メディナ(マルセイユ)が主力候補。セネシの他の追加候補にはペッツェッラ(クレモネーゼ)、ルーカス・マルティネス・クアルタ(リーベル・プレート)、ケビン・マック・アリスター(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)、ザイド・ロメロ(ヘタフェ)、ラウタロ・ディ・ロッロ(ボカ・ジュニアーズ)らが名を連ねているが、現地報道では「セネシが最も有力」とされている。
記事解説
今回のバレルディ離脱は、アルゼンチンにとって守備の計算が大きく狂う重大ニュースだ。バレルディはマルセイユでキャプテンを務め、代表でも安定したパフォーマンスを見せていた。W杯直前の負傷離脱は、チームの構造に直接影響する。
その中で、セネシが“最有力の代替候補”と報じられている背景には、直近の代表活動での起用、左利きのセンターバックという希少性、そしてクラブレベルでの安定した実績がある。スパーズ加入が決まっているタイミングでのW杯招集となれば、クラブにとっても大きな注目材料となる。
プレミアで発揮している実力からすればアルゼンチン代表に名を連ねていても何ら不思議ではないセネシだけに、ここでアルゼンチン代表の躍進と共に評価を高めることになれば、早期にフリー加入を決めたスパーズの経営陣の動きが再評価されるだろう。
アルゼンチンは連覇を狙う大会で早くもアクシデントに見舞われたが、セネシの追加招集が実現すれば、スパーズにとっては“W杯出場選手の即加入”という大きな価値を持つ補強となる。
なお、元々スパーズからは9人の選手が各国代表のメンバーとしてワールドカップでプレーする予定でであったが、ロバートソンとさらにセネシが加わると11人に増え、クラブ別のワールドカップ出場者数で18位タイから10位タイに順位を上げることになる。
投稿元:Argentina star ruled out of World Cup and Tottenham transfer target could replace him(talkSPORT)

