レポート
ロベルト・デゼルビが1月に加入した左サイドバック、ソウザを“高く評価している”にもかかわらず、就任後7試合で一度も起用しなかった理由が報じられている。クラブ上層部は現在のスカッドに経験とリーダーシップが不足していると認めており、その課題を解消するためにアンディ・ロバートソンとマルコス・セネシの獲得を最優先で進めている。
ソウザは加入後わずか2試合の先発、計4試合の出場にとどまり、デゼルビ就任後は出場ゼロ。しかしThe Athleticによれば、これは“評価していないから”ではなく、むしろデゼルビはソウザを「大きな可能性を持つ選手」と見ているという。記事は「a huge fan(大ファン)」という表現を使い、デゼルビの期待値の高さを強調している。
ただし、ロバートソンが加入すれば左サイドはデスティニー・ウドギとの熾烈な争いとなり、ソウザの出場機会はさらに限られる見込み。そのためクラブは、来季のソウザを“ローンで武者修行させる”プランを本格的に検討しているとされる。
デゼルビが判断する若手3名:マイキー・ムーア、ランクシャー、フィリップス
The Athleticは、マイキー・ムーア、ランクシャー、アシュリー・フィリップスの3名も今夏の重要テーマになると報じている。いずれもチャンピオンシップやスコットランドで結果を残し、ホットスパー・ウェイへ戻ってくる。
デゼルビはプレシーズンで彼らを直接チェックし、トップチームに組み込むか、ソウザ同様にローン継続とするかを判断する予定だ。特にムーアとランクシャーは攻撃面での即戦力候補として注目されている。
記事解説
この記事が示すのは、デゼルビが“若手を軽視している”という誤解とは真逆で、むしろ選手の成長曲線を正確に見極めながら、最適なタイミングで起用するタイプの指揮官だという点だ。ソウザを評価しながらも起用しなかったのは、単に左サイドの競争構造とチーム状況が理由であり、選手の能力を否定したわけではない。
特にロバートソン加入が既定路線となっている今、左サイドはウドギとのハイレベルな争いが確実で、ソウザが十分な出場時間を得るのは難しい。だからこそ、ローンでの武者修行は“構想外”ではなく“育成計画の一部”として位置付けられている。デゼルビは短期的な戦力と長期的な育成を同時に進める監督であり、ソウザの扱いはその象徴と言える。
また、ムーア、ランクシャー、フィリップスといった若手も同様に、デゼルビがプレシーズンで直接評価する対象となる。この記事は、スパーズが若手を場当たり的に扱うのではなく、デゼルビ主導で“体系的に育成ルートを設計している”ことを示している。
投稿元:De Zerbi is a big fan of 2026 signing he is yet to use(Spurs Web)

