レポート
スパーズはブライトンのセンターバックヤン=ポール・ファンヘッケ(25)に対して正式な移籍オファーを提示したものの、これはブライトン側に拒否されたという。情報源はThe Athleticのデイヴィッド・オーンステインで、信頼度の高い報道とされている。
ファンヘッケは契約が残り12カ月となっており、ブライトンにとっては“売るなら今”の状況。スパーズはすでにマルコス・セネシの獲得に近づいているが、右CBのデゼルビが強く望む選手としてファンヘッケの名前が挙がっている。
デゼルビとの“再会候補”──サンドロも太鼓判
ファンヘッケはブライトン時代にデゼルビの指導を受け、ビルドアップ能力と対人守備のバランスを高く評価されていた。今週、デゼルビの教え子であり元スパーズのサンドロも次のように語っている。
「セネシの話もあるが、僕はファンヘッケが大好きだ。デゼルビの下でプレーして成熟しているし、すぐに使える選手だ。」
スパーズ内部でも“戦術適性が最も高いCB候補”として名前が挙がっており、今夏の最重要ターゲットの一人と見られている。
W杯前テストマッチで先発──評価はさらに上昇
ファンヘッケはオランダ代表としてアルジェリアとのテストマッチに先発出場。試合は0-1で敗れたものの、ロナルド・クーマン監督はファンヘッケを86分まで起用し、信頼の高さを示した。
同試合ではGKバルト・フェルブルッヘン、右SBのマッツ・ウィーファーも先発。ファンヘッケは失点後にブロッベイと交代した。
記事解説
今回の報道は、デゼルビ主導の補強が着実に進んでいることを示す大きな裏付けとなる。ファンヘッケへの正式オファーは、単なる噂ではなく、クラブが“デゼルビの戦術に最適化されたセンターバック”を明確に求めている証拠だ。セネシの獲得が進む中で、右CBの本命としてファンヘッケを狙う動きは、デゼルビの意図がクラブ上層部にまで浸透していることを示している。
一方で、この動きはロメロだけでなく、ルカ・ヴスコヴィッチにも放出の可能性が浮上していることを意味する。ヴスコヴィッチはハンブルクでブンデスリーガ年間ベスト11に選ばれた逸材だが、スパーズは“デゼルビの即戦力基準”を満たすかどうかを慎重に見極めている。ファンヘッケ獲得が進み、ヴスコヴィッチへの他クラブからのオファーや、本人の意思によっては、スパーズでの立場は大きく揺らぐ可能性がある。
さらに、ファンヘッケは現在オランダ代表としてW杯前テストに参加しており、ここから日本代表との対戦を控える。日本戦でのパフォーマンス次第では評価がさらに上昇し、移籍市場での競争が激化する可能性もある。日本のスパーズファンとしてオランダ戦の楽しみが増えるが、スパーズとしてはW杯で価値が跳ね上がる前に決着をつけたいところだ。
投稿元:Jan Paul van Hecke to Tottenham Hotspur transfer bid report

