レポート
スパーズはブライトンのセンターバックのヤン=ポール・ファンヘッケ(25)に対して送った最初のオファーを拒否された。ブライトンは7,000万ポンド前後を要求しているとされる。
ファンヘッケは現在、オランダ代表としてアメリカで開催されるW杯に参加しており、移籍交渉は大会後になる見込みだ。
デゼルビが“最重要視するCB”
デゼルビはブライトン時代にファンヘッケを高く評価しており、
「彼の成長は信じられないほどだ。空間理解に優れ、強いプレッシャー下でも縦パスを通せる。頭と心でプレーする選手だ。」
と語っていた。
ファンヘッケは今季、プレミアリーグで以下の指標を記録している。
・DFとしてリーグ7位タイの3得点
・3アシスト
・タッチ数はリーグ全体3位(DFではファン・ダイクに次ぐ)
・パス成功数はリーグ2位
・ショートパス成功数はリーグ3位
・ロングパス成功数はDFで4位
・インターセプト数9位、デュエル勝利数9位
プレミアリーグでも屈指の“ボール保持型CB”であり、デゼルビのフットボールに完全適合する。
スパーズは急ぐべきか、待つべきかの“二面性”
GiveMeSportのリー・ウィルモットの記事は、スパーズが「すぐに二度目の入札を行うべきではない」としつつ、同時に「待つことにはリスクもある」と明記している。
待つべき理由
・ファンヘッケは契約残り12カ月で、7,000万ポンドは割高の可能性がある。
・ブライトンは強気姿勢を維持しており、スパーズが急ぐ必要はない。
・スパーズは複数ポジションの補強が必要で、予算配分を慎重に行う必要がある。
・ブライトンが価格を下げなければ、来夏にフリーで獲得できる可能性がある。
待つリスク
・ファンヘッケがW杯で活躍した場合、ブライトンがさらに価格を引き上げる可能性がある。
・チェルシーやリヴァプールなど他クラブが参戦し、争奪戦になる可能性がある。
・ブライトンは入札競争を狙っており、価格が下がらない可能性がある。
記事は、スパーズがこの“二面性”を抱えたまま判断を迫られる状況にあると結論づけている。
記事解説
今回の報道は、ファンヘッケがデゼルビの戦術にとって理想的な存在である一方、スパーズがクラブとして冷静な判断を求められる状況を示している。契約残り12カ月で7,000万ポンドという要求額は、市場バランスから見ても極めて強気だ。
また、スパーズはロバートソン、セネシ、サヴィーニョなど複数の補強案件を同時に抱えており、予算配分を誤れば全体計画が崩れる。さらに、ヴシュコヴィッチの存在が議論を複雑にしている。ブンデスリーガ年間ベスト11に選ばれた逸材を抱えながら、同じ右CBに巨額投資を行うべきかという問題は避けられない。
スパーズは、デゼルビの理想とクラブの財務バランスの間で、極めて難しい判断を迫られている。
投稿元:Why Tottenham Should Not Make Second Bid For ‘Incredible’ £70m Star

