レポート
トッテナムの内部情報筋であるポール・オキーフが「スパーズは今夏、3人のウイング候補をショートリストに入れている」と明かした。最優先はマンチェスター・シティのサヴィーニョで、対抗候補としてフラムのハリー・ウィルソン、ユニオンSGのアナン・カライリの名前が挙がっている。
サヴィーニョ獲得に向けてスパーズはすでに交渉を進めているが、マンチェスター・シティでの1ゴールというゴール関与の低さから、ファンの間では「本当に必要なのか」という疑問も出ている。
ハリー・ウィルソン:36試合17ゴール関与の“即戦力”
ウィルソンは36試合で10ゴール7アシストと、3人の候補の中で最も高い出力を記録。昨季のスパーズは38試合48得点とリーグ下位レベルの攻撃力に苦しんだため、ウィルソンのような“即戦力のフィニッシャー兼チャンスメーカー”は魅力的な存在だ。
ウェストハム降格に伴い、ジャロッド・ボーウェンを推す声もあるが、現時点でスパーズが具体的に動いているのはウィルソンの方だとされる。
アナン・カライリ:ベルギーで台頭した21歳の成長株
カライリは52試合で7ゴール5アシスト。数字だけ見れば控えめだが、ベルギー1部での安定したプレーと、チャンピオンズリーグでの3ゴールが評価されている。21歳という年齢もあり、将来性枠としてリスト入りしている。
スパーズはすでにカライリを“次点候補”としてチェックしており、サヴィーニョ獲得が難航した場合のプランBとして扱われている。
サヴィーニョ:最優先ターゲットだがゴール関与は最低
サヴィーニョは36試合で4ゴール3アシストと、3人の中で最も低い数字にとどまった。マンチェスター・シティでの出場機会不足もあり、ファンの間では「4,000万ポンド以上の価値があるのか」という疑問が噴出している。
それでもスパーズは、デゼルビが求める“縦への推進力と1対1の突破力”を高く評価しており、最優先ターゲットとして交渉を継続している。
3人の「ゴール関与」比較
ハリー・ウィルソン:36試合10ゴール7アシスト(17ゴール関与)
アナン・カライリ:52試合7ゴール5アシスト(12ゴール関与)
サヴィーニョ:36試合4ゴール3アシスト(7ゴール関与)
記事解説
今回の3人のリストアップは、スパーズが“ウイングの刷新”を本気で進めている証拠だ。昨季の48得点はクラブの近年でも最低レベルで、特にサイドからの得点力不足は深刻だった。ウィルソンのような即戦力を求める声が強いのは当然だが、デゼルビは「縦への推進力」「1対1の突破」「ハーフスペース侵入」を重視するため、サヴィーニョのプロファイルが最も合致している。
一方で、カライリは“伸びしろ枠”として非常に理にかなっている。21歳で欧州カップ戦の経験があり、守備強度も高い。サヴィーニョとカライリの2枚取りというシナリオも、クラブ内部では完全に否定されていない。
スパーズの攻撃陣は、クドゥス、クルゼフスキ、シャビ・シモンズ、マディソンと創造性は十分だが、得点力が圧倒的に不足している。だからこそ、今夏のウイング補強は“即戦力+将来性”の両軸で進められている。
投稿元:Tottenham shortlist two winger targets ‘in addition’ to Savinho, including 11-goal star

