レポート
トッテナムはマン・シティのブラジル人ウインガー、サヴィーニョ獲得に向けて動きを加速させており、ロベルト・デゼルビがこの移籍を全面承認しているという。スパーズは昨季の攻撃陣不振を受け、今夏の補強で前線の刷新を最優先課題としている。
トッテナム内部の情報に精通するポール・オキーフは、X上でファンからの質問に回答する形で「スパーズとマン・シティの交渉は現在進行中」と明言。さらに「デゼルビが望む選手なのか」という問いには「yeah」と即答し、監督がサヴィーニョ獲得を強く支持していることを示した。
また、ウェストハムのサマーフィルとサヴィーニョのどちらが“より現実的なターゲットか”という質問に対して、オキーフは「all focus is on Savinho at the moment」と回答。現時点でスパーズの最優先ターゲットがサヴィーニョであることを明確にした。
サヴィーニョはジローナでの活躍を経てマン・シティに加入したが、アントワーヌ・セメンヨの加入により序列が低下。プレミアリーグでの適応には苦しんだものの、爆発的なスピード、1対1の突破力、ワイドでの孤立局面で輝く特性は、デゼルビのハイテンポかつポゼッション志向のフットボールに非常に適していると評価されている。
マン・シティはサヴィーニョの放出に対して高額の移籍金を要求しているとされるが、デゼルビの強い後押しを受け、スパーズは“ボートを押し出す”(=本気で動く)姿勢を見せているという。
記事解説
サヴィーニョを最優先ターゲットに据えたというオキーフの発言は、スパーズの補強戦略が明確に“デゼルビ仕様”へと舵を切ったことを示している。デゼルビのフットボールは、ワイドでの1対1突破と縦への推進力を重視しており、サヴィーニョのプロファイルはまさにその理想形だ。
一方で、マン・シティが要求する移籍金は高額になる見込みで、ここが最大のハードルとなる。サマーフィルやバホヤといった同価格帯のウインガーも市場に存在する中、スパーズがサヴィーニョに“プレミア未実績のリスク”を承知で投資するかどうかは、クラブの今夏の補強方針を象徴する判断になる。
ただし、デゼルビが明確に承認している点は大きい。監督が強く望む選手を最優先で確保するのは、再建初年度のチーム作りとしては極めて合理的だ。スパーズがどこまで価格を引き下げられるか、そしてマン・シティがどこまで譲歩するか──交渉の行方は今夏の補強戦線の焦点となる。
なお、これらのオキーフの投稿の後にロマーノも同様にスパーズのサヴィーニョ獲得の動きを伝えるXの投稿をしている。
投稿元:Tottenham accelerate Savinho pursuit as Roberto De Zerbi approves transfer

