レポート
ポルトガル・メディア(A BOLAなど)が報じてきた「ジョアン・パリーニャがスポルティング復帰を望んでいる」という一連の噂とは異なり、ファブリツィオ・ロマーノは「パリーニャの第一希望はトッテナム残留」だと強調している。
パリーニャの代理人が複数の選択肢を確保するために動いている可能性が高いと指摘。バイエルンは完全売却を望んでおり、ドイツ残留は現実的ではないとみられている。
ロベルト・デゼルビは会見やインタビューでパリーニャ続投を望んでいると明言しており、スパーズにはローン契約に3000万ユーロの買い取りオプションが付帯している。ただし、これは“目安”に過ぎず、スパーズは価格の引き下げ交渉を試みる可能性が高いとされる。
一方で、スポルティング復帰の噂も完全に消えたわけではなく、ロマーノは「スパーズとの交渉がまとまらない場合のバックアップ案」として存在していると説明している。
記事ではパリーニャが不安定な中盤の中で安定した働きを見せ、守備力とリーダーシップを兼ね備えた貴重な存在だったと評価。適切なパサーと組ませれば“プラスの補強”になるとしつつ、デゼルビがどのような中盤構成を望むかが最終判断の鍵になると述べている。
ロマーノの最新情報からは、スパーズが望むならパリーニャの完全移籍は十分に実現可能であり、場合によっては再ローンという選択肢も残されていると示唆されている。
記事解説
今回のロマーノ情報は、ここ数週間の“スポルティング復帰濃厚”という報道を大きく覆す内容だ。パリーニャ本人がスパーズ残留を最優先にしているという点は、クラブにとって極めて重要な材料となる。
スパーズの中盤は昨季、構造的な問題を抱えていたが、パリーニャはその中で最も安定したパフォーマンスを見せた選手の一人。守備範囲の広さ、球際の強さ、そしてリーダーシップは、デゼルビの再構築において“残す価値のある12人”に確実に含まれるタイプだ。
一方で、3000万ユーロの買取りオプションは“目安”であり、スパーズが価格交渉に入るのは確実。バイエルンは売却を望んでいるため、交渉の主導権はスパーズ側にあると言える。
スポルティング復帰はあくまで“保険”であり、パリーニャの意思とデゼルビの評価を踏まえれば、スパーズ残留の可能性は依然として高い。中盤の再構築を進める上で、パリーニャの去就は今夏の最重要テーマの一つになるだろう。
投稿元:Romano: Tottenham the “priority” for Joao Palhinha

