レポート
トッテナムは今夏の攻撃陣再構築に向け、アイントラハト・フランクフルトの22歳ウインガー、ジャン=マテオ・バホヤ獲得に動きを強めている。スパーズは昨季、ウイング陣の負傷が相次ぎ、創造性と得点力が大幅に低下。最終的にリーグ48得点と、下位8クラブに次ぐ低水準に終わった。
デヤン・クルゼフスキ、ウィルソン・オドベール、クドゥス、シャビ・シモンズらが長期離脱した影響は大きく、スパーズは今夏の最優先補強ポイントとしてウイングを設定している。
バホヤは“ファンデフェン級のスピード”を持つ快速ウインガー
Fichajesによれば、スパーズはバホヤを本格的にリストアップしており、フランクフルトは6000万ポンド(7000万ユーロ)前後での売却を想定している。
バホヤは今季リーグで最高速度37.1km/hを記録。これはミッキー・ファンデフェンが2024年に記録したプレミアリーグ最速37.38km/hに匹敵する驚異的なスピードだ。
今季の成績は37試合で4ゴール4アシストの計8ゴール関与。数字は控えめだが、スピードと縦突破力は突出している。
サマーフィル獲得が難航する中、バホヤが“代替案”に浮上
スパーズはマン・シティのサヴィーニョ、そしてウェストハムのサマーフィルを最優先ターゲットとしてきたが、いずれも競争が激化している。
特にサマーフィルはローマが強く関心を示しており、スパーズは交渉の長期化を避けるため、バホヤを“現実的な代替案”として位置づけている。
バホヤ vs サヴィーニョ:数字ではバホヤが上回る
Spurs-Webの比較によれば、バホヤはサヴィーニョよりもゴール関与数で上回っている。
バホヤ:8ゴール関与(1646分)
サヴィーニョ:7ゴール関与(1502分)
価格帯もほぼ同等で、スパーズは“スピード特化型ウインガー”としてバホヤを高く評価している。
記事解説
バホヤは22歳という若さに加え、時速37.1kmというファンデフェン級のスピードを持つ“伸びしろ型ウインガー”で、プロファイルとしては非常に魅力的だ。デゼルビのフットボールにおいて、縦への推進力と個の突破力は不可欠であり、バホヤはその要件に合致している。
しかし、問題は移籍金6000万ポンドという価格設定だ。バホヤはブンデスリーガで一定の結果を残しているとはいえ、プレミアリーグでの実績はゼロ。将来性への“先行投資”としては、かなり強気の値付けと言わざるを得ない。
スパーズとしては、サマーフィルやサヴィーニョといった“即戦力寄りのウインガー”も同価格帯で市場に出ている以上、バホヤに6000万ポンドをそのまま支払う理由は薄い。むしろ、フランクフルトが提示する金額をどこまで引き下げられるかが、交渉の最大の焦点になる。
バホヤのスピードと潜在能力は確かに魅力だが、プレミア未経験の選手に対してはリスクも大きい。スパーズがこの補強を“適正価格”に収められるかどうかで、今夏のウイング補強全体の成否が左右されるだろう。
投稿元:Tottenham step up pursuit of £60m winger who is almost as fast as Micky Van de Ven

