ミッキー・ファンデフェンは、4月にロベルト・デゼルビが就任してチームにもたらした「ポジティブな流れ」について、そしてプレミアリーグの試練となる最後の7試合で残留を果たすための新たな自信と信念を選手たちにどのように与えたかについて明かした。
4月12日、ロベルトの初陣となったサンダーランド戦でクティ・ロメロが負傷し、スタジアム・オブ・ライトでファンデフェンがアームバンドを引き継いだ。その後、彼はシーズンの最後までチームを牽引した。
最後の6試合で獲得可能な勝ち点18のうち11ポイントを獲得。ウルブズやアストン・ヴィラでの重要な勝利に加え、緊張感に満ちた最終日のホームでのエバートン戦に勝利し、17位を確定させた。
ファンデフェンはこう振り返った。
「僕らはジェットコースターのような日々を過ごしてきたけれど、ロベルトが来てから、グループに新たなポジティブな流れが生まれたと思う。より良いフットボールができるようになり、勝ち点を得ることができた」
「彼が就任して以来、素晴らしい仕事をしている。嘘をつくつもりはない。僕も彼とたくさん話をした。なぜなら彼は、僕がトレーニンググラウンドでさえ最高の状態ではないことを見抜いていたからだ」
「だから彼は僕にたくさん話しかけてくれた。『この最後の数試合で、君は我々にとって本当に重要な選手になる。我々は君を頼りにしている。我々を信じてほしい。そして、我々は君を信じている』と言ってくれたんだ」
「彼はこうも言った。『我々がブライトンにいた時や、マルセイユにいた時でさえ君のプレーを見てきた。君はトッププレイヤーであり、この最後の数試合で我々は君を必要としている。一緒にプッシュしよう』とね」
「彼は、彼と多く会話をした複数の選手に対しても同じように接していたと思うし、僕らに大きな自信を与えてくれた。僕らが置かれていたような困難な状況においては、それが本当に重要になる。運良くそれを乗り越えることができたし、仲間たちを本当に誇りに思うよ」
記事解説
今回のファンデフェンの証言は、デゼルビが短期間でチームを立て直した理由を端的に示している。戦術面だけでなく、個々の選手に対する“直接的な信頼の言葉”が、スパーズの残留に直結した。
特にファンデフェンは、デゼルビが求めるビルドアップと前進守備の中心であり、指揮官が「頼る」と明言したのは当然の流れだ。デゼルビはファンデフェンの能力を把握しており、就任直後から即座に“軸”として扱った。
また、デゼルビは複数の選手と個別に対話を重ね、精神面の立て直しを図った。これは、今季のスパーズが抱えていた最大の課題──自信喪失と不安定さ──に対する最も効果的なアプローチだったと言える。
残留争いの中で11ポイントを積み上げた背景には、戦術以上に“人間的なアプローチ”があった。ファンデフェンの言葉は、デゼルビ体制が来季に向けてどれだけ強固な基盤を築きつつあるかを示している。
投稿元:Micky van de Ven on the De Zerbi effect: “We spoke a lot – he told me, ‘I’m going to rely on you’”

