レポート
Football Londonによれば、トッテナムは今夏のW杯に選手を送り出すことで、FIFAのクラブ・ベネフィット・プログラム(CBP)から大きな給付金を受け取る見込みだ。FIFAは2023年に制度を拡大し、総額は過去最大の2億6360万ポンドに達している。
この制度では、クラブはW杯本大会だけでなく、予選やプレーオフを含む計1,009試合分の“選手の拘束日数”に応じて支払いを受け取る。2022年の前回大会では1日あたり10,950ドル(約8,131ポンド)が支払われており、今回も同水準が想定されている。
ミッキー・ファンデフェンのケース
例として、オランダ代表のミッキー・ファンデフェンを見てみる。6月4日に代表へ合流し、グループ最終戦が6月25日と仮定すると、スパーズはグループステージだけで約17万750ポンド(3,600万円)を受け取る計算になる。
さらにオランダが決勝(7月19日)まで進んだ場合、総額は約36万5,895ポンド(8,000万円)に達する見込みだ。
スパーズからW杯に参加する選手
現在、スパーズからは以下の選手がワールドカップに参加する予定だ。
・ミッキー・ファンデフェン(オランダ)
・クリスティアン・ロメロ(アルゼンチン)
・ルーカス・ベリヴァル(スウェーデン)
・ペドロ・ポロ(スペイン)
・ロドリゴ・ベンタンクール(ウルグアイ)
・ジェド・スペンス(イングランド)
・パペ・マタル・サール(セネガル)
・ルカ・ヴスコヴィッチ(クロアチア)
これらの選手が大会で勝ち進むほど、スパーズが受け取る金額は増える。特に複数選手がベスト8以降に進めば、クラブにとっては“数百万ポンド規模”の収入となる可能性がある。
ヴスコヴィッチのみ特例
FIFAは「過去2年間に所属したクラブ」にも給付金を分配するため、ヴスコヴィッチの分はトッテナムだけでなく、ローン先であったハイドゥク・スプリト、ハンブルク、ウェステルローにも分配される。
記事解説
今回のポイントは、スパーズが“選手をW杯に送り出すだけで”大きな収入を得られるという点だ。特にファンデフェン、ロメロ、サールといった主力が複数の国で主軸としてプレーするため、クラブにとっては実質的な“ボーナス収入”となる。
また、FIFAが給付金の対象を本大会だけでなく予選・プレーオフまで広げたことで、クラブが受け取る金額は従来よりも大幅に増加している。スパーズは欧州カップを逃した今季、財務面でのプラス要素が限られる中、このW杯給付金は確実にクラブの助けとなる。
一方で、クラブにとって最も重要なのは「選手が怪我なく戻ってくること」であり、Football Londonもその点を強調している。収入は魅力的だが、主力の負傷は何より避けたいリスクだ。
投稿元:Tottenham set for huge £263m FIFA pot of cash boost thanks to World Cup stars

