日曜日に行われたエヴァートンとの決定的な一戦に勝利した後、今の感情を言葉にするよう求められたミッキー・ファンデフェンが、「安堵、と言うべきだね」と答えたことが、すべてを物語っていた。
サンダーランド戦でのクティ・ロメロの負傷に伴い、直近の6試合でキャプテンを務めたファンデフェンは、ロベルト・デゼルビのもとで戦った最終盤の7試合を3勝2分けで乗り切り、プレミアリーグ残留を確定させるために確実にその役割を果たした。
トッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われた最終節では、ジョアン・パリーニャのゴールが決定打となった。シュート数で20対10と上回り、勝利にふさわしい内容を見せたスパーズは、ウェストハムを抑えて17位でシーズンを終えた。

「僕らは深く苦しんできた」と、今シーズン52試合中44試合に出場したファンデフェンは振り返った。
「このピッチに立つすべての選手が、僕らが抱えた負傷者の多さに深く苦しんできた。選手が戻ってきたと思えば、また別の選手が離脱していくという状況だった。そのため、本当に完全なスカッドが揃うことは一度もなかった」
「個人としても本当に過酷だった。試合に負け続けていたから、嘘を言うつもりはないが、状況がどのように進んでいるかについて深く苦しんでいたため、家でも家族やみんなに対して最高のムードでいられたわけではなかった」
「僕らはジェットコースターのようなシーズンを過ごしてきた。シーズンの初めにはいくつかのアップ(上昇)があったが、その後はただダウン、ダウン、ダウン、そしてさらにダウンしていったと思う。これ以上ダウンすることはないだろうとすら思っていた。その後、ロベルトが就任してからは、グループに新たなポジティブな流れがもたらされ、より良いフットボールを展開して勝ち点を獲得することができた」
「今、僕らは残留を決めた。あとは来シーズンが僕らにとって良いシーズンになることを確実にしなければならない」
記事解説
ファンデフェンのコメントは、今季のトッテナムが抱えた“本質的な問題”を内部から語る貴重な証言だ。特に重要なのは以下の3点である。
① 怪我の連鎖がチームを崩壊させた
「完全なスカッドで戦えなかった」という言葉は、マディソンの発言とも一致し、クラブが今夏に医療・パフォーマンス部門を改革する理由を裏付ける。
② 若きキャプテンが背負った“重圧”
22歳でキャプテンを務め、残留争いの中心に立ったファンデフェンの精神的負荷は計り知れない。彼の「家でも良い気分ではなかった」という言葉は、責任感の強さを示す。
③ デゼルビ体制への信頼
「ポジティブな流れが戻った」という言葉は、デゼルビの影響力を内部から証明するもの。来季のスパーズが“再建モード”から“競争モード”へ移行する可能性を示唆している。
総じてこの記事は、ファンデフェンが“残留の立役者”であるだけでなく、来季のトッテナムの中心となる存在であることを示す内容となっている。
投稿元:Micky van de Ven: “We’ve suffered a lot”

