レポート
ソランケ復帰も“先発は未定”──デゼルビは慎重姿勢
ドミニク・ソランケが最終節エヴァートン戦に向けて復帰した。ハムストリング負傷で3試合を欠場していたが、デゼルビは金曜の記者会見で「先発させるかはこれから決める」と語り、コンディションを見極める方針だ。攻撃の軸が戻ることは大きな材料だが、リスク管理を優先する可能性もある。
マディソンもプレー可能──ACL明けで“どれだけ使えるか”
ジェームズ・マディソンも実戦感覚を高めているが、プレー時間は依然として慎重に扱われる見通しだ。復帰後は途中出場で時間を伸ばしているが、デゼルビは「事前に何分とは決められない」と語り、試合展開に応じて起用する構えだ。
スペンスはマスク着用で復帰──右サイドの選択肢が増加
チェルシー戦で顔面を負傷したディジェド・スペンスもプレー可能となった。保護マスクを着用しての出場となるが、右サイドのオプションが増えることはチームにとって大きい。デゼルビは「本来ならレッドカードだった」と判定に不満を示しつつも、選手の復帰を歓迎した。
ロメロはアルゼンチンでリハビリ継続──最終節は不在
クリスティアン・ロメロは膝のリハビリを優先し、最終節には帯同しない。デゼルビは「医療判断」と説明したが、ファンの怒りが高まっていることも事実だ。最終節のキャプテン不在は精神面での影響も懸念される。
スタメンは“変更なし”の可能性──デゼルビが重視する継続性
デゼルビはチェルシー戦で同じ11人を起用しており、最終節でも大幅な変更はない見通しだ。中盤はベンタンクール、ギャラガー、パリーニャの組み合わせが継続される可能性が高く、攻撃陣はテルとコロ・ムアニの不安定さが残る中でも、選択肢の少なさから現状維持が濃厚だ。
予想スタメン(4-2-3-1)
キンスキー;ポロ、ダンソ、ファンデフェン、ウドギ;ベンタンクール、パリーニャ;コロ・ムアニ、ギャラガー、テル;リシャルリソン
記事解説
今回のポイントは“復帰組の扱い”と“継続性の優先”だ。ソランケとマディソンが戻ったことで攻撃の厚みは増すが、どちらも万全ではなく、デゼルビが慎重な判断を下すのは当然だ。特にソランケは先発させれば試合の入り方が大きく変わるため、リスクとリターンのバランスが問われる。
一方で、デゼルビが重視しているのは“継続性”だ。中盤の3人は安定しており、守備の軸であるファンデフェンの存在も大きい。攻撃陣の不安定さは残るが、最終節という特殊な状況では、選手の組み合わせよりも“迷わず戦える形”を優先する判断は理解できる。
とわいえ、マディソンは中盤の組み立て、スペンスはサイドの攻守において「計算できる交代カード」として控えているのが頼もしい。ソランケも復帰したが、試合序盤のハイプレスをいきなり強いるのは酷だろう。試合終盤にソランケに大きな仕事を託す展開は避けたいところだが、万が一の場合に備えて、彼がいるといないとでは大違いだろう。
残留条件は明確で、勝てば残留、引き分けでも大きく有利。最終節で求められるのは、戦術の細部よりも“立ち上がりの集中力”だ。デゼルビが繰り返し語るように、プレッシャーを力に変えられるかどうかがすべてを決める。
投稿元:Tottenham XI vs Everton: Confirmed team news, predicted lineup and injury latest

