レポート
スペンスが“緊急枠”でW杯メンバー入り──両サイド対応力が評価
トーマス・トゥヘルが金曜朝に発表したイングランド代表26名に、スパーズのディジェド・スペンスがサプライズ選出された。前夜のリークではリヴラメント、リース・ジェームズらが優勢とされていたが、最終的にスペンスが滑り込む形となった。
スペンスは左右どちらのサイドバックもこなせる点が評価されたと見られ、記事では「emergency cover(緊急時の両サイド対応要員)」としての役割が強調されている。
ソランケは落選──負傷と出場数不足が致命傷に
一方、ドミニク・ソランケは落選。今季は負傷離脱が続き、プレミアリーグ先発はわずか11試合、得点も3にとどまった。センターフォワードではケイン、ワトキンス、そしてサプライズでイヴァン・トニーが招集され、ソランケにその枠は与えられなかった。
記事は「ソランケは負傷の影響を受けた最も典型的なケース」と指摘し、今季のスパーズの混乱が代表選考にも影響したと示唆している。
W杯より“残留決戦”──2人の視線は日曜のエヴァートン戦へ
スペンスはW杯行きが決まった一方で、ソランケは落選のショックを抱えたまま最終節へ向かう。スパーズは残留を懸けてエヴァートンと対戦し、勝てば残留確定、引き分けでも大きく有利な状況だ。
記事は「Regardless, they will now have to turn their attention towards keeping Tottenham in the Premier League(とはいえ、2人はまず日曜のエヴァートン戦でトッテナムを残留させることに集中しなければならない。)」と締めくくり、代表よりもクラブの命運が最優先であることを強調している。
記事解説
リーグ下位に低迷するスパーズから、スペンスが優勝候補に名を連ねるイングランド代表に招集されたことは実に誇らしいことであり、歴史上最も多くのイングランド代表選手を輩出しているトッテナムの面目を保つ形となった。
一方で、スペンスはクラブでは定位置を掴めず批判も多いが、代表では“緊急対応力”という別の価値が評価された。クラブでの序列と代表での評価が必ずしも一致しない典型例と言える。
ただし、スパーズファンにとって最も重要なのはW杯ではなく、日曜の残留決戦だ。スペンスは顎骨折を抱えながらも出場可能とされ、ソランケも復帰が間に合えば大きな戦力となる。代表の明暗よりも、クラブの未来がかかった90分がすべてを決める。
投稿元:Spurs Web: Spence & Solanke World Cup fate

