レポート
顎骨折のままプレー続行──衝撃の負傷判明
チェルシー戦終盤、スペンスはリアム・デラップの肘が顔面に入り、87分にピッチへ倒れ込んだ。主審はイエローカードを提示したが、スペンスは痛みを抱えながらも最後までプレーを続けた。試合後の検査で顎の骨折が判明し、衝撃が広がった。
それでもStandard Sportは、スペンスが「protective mask(保護マスク)」を着用すれば最終節に出場可能と報じており、残留決戦に向けて大きな戦力となる見込みだ。
43試合出場も定位置争いは厳しく──“存在証明”の最終節へ
スペンスは今季公式戦43試合に出場しているが、デゼルビ体制ではウドギとペドロ・ポロが優先され、直近6試合の先発はわずか1試合にとどまる。3月の代表ウィークでイングランド代表に招集されたものの、W杯メンバー入りは厳しい状況だ。
そんな中での顎骨折強行出場は、クラブへの献身と闘志を示す大きなアピールとなる。残留争いの最終節でのパフォーマンスは、来季の序列にも影響を与えかねない重要な一戦となる。
残留条件は“勝てば確定”──スペンスの闘志がチームを救うか
スパーズは17位で最終節を迎え、エヴァートンに勝てば残留確定、引き分けでも得失点差で大きく有利となる。一方で、敗れた場合はウェストハムがリーズに勝てば降格となるため、極めて緊張感の高い状況だ。
スペンスの強行出場は、チームにとって精神的な後押しとなる可能性が高い。痛みを抱えながらもピッチに立つ姿は、残留を懸けた最終節に向けてドレッシングルームの士気を大きく高めるだろう。
記事解説
デゼルビ体制で定位置確保に苦しむ中でも、スペンスは途中出場でピッチに立つと、チームのために身体を張り続けてきた。こうした“痛みを押して戦う選手”の存在は、降格危機にあるクラブにとって貴重であり、ファンの心を強く動かすだろう。
とはいえ、負傷の程度やマスク着用でのプレーがどこまで可能かは未知数であり、最終節での起用法は当日の状態次第となる。だが、スペンスの闘志は間違いなくチームに伝わっており、残留を懸けた一戦で重要な役割を果たす可能性は高い。
投稿元:Tottenham get injury boost as Spence plays through broken jaw

