レポート
アレホ・ベリス:リベルタドーレスで“忘れられたFW”が輝く
ロサリオ・セントラルに期限付き移籍中のベリスが、コパ・リベルタドーレスの大一番で先制点を叩き込み、チームを決勝トーナメントへ導いた。オーバーヘッドの跳ね返りを即座にボレーで押し込み、スタジアムは大歓声に包まれた。
この試合はベリスにとってクラブ通算100試合目で、交代時にはスタンディングオベーション。本人も「A dream night(夢のような夜)」と語り、SNSでクラブ愛と感謝を綴った。
今季は23試合6得点。シーズン終了後にはバイーアへの完全移籍が決まっており、移籍金は約£7.8m+アドオン+20%の売却条項と報じられている。
ルカ・ヴスコヴィッチ:ブンデスで覚醒、年間ベスト11入りの19歳CB
HSVでの武者修行を終えたヴスコヴィッチは、30試合6得点1アシスト、2,652分出場という圧巻の数字を残し、ブンデスリーガ年間ベストイレブンに選出された。最終節もレバークーゼン相手に1-1で締め、チームの安定感に大きく貢献した。
本人は「I’m torn(心が引き裂かれている)」と語り、HSV残留願望とスパーズ復帰の狭間で揺れているが、「スパーズの計画に自分が含まれるなら、それはとても良い状況」と前向きな姿勢も示した。
バルサ、バイエルンなど欧州トップクラブが注目しているが、本人は「まずスパーズの話を聞く」と明言し、今夏のデゼルビの判断が去就を左右する。
マイキー・ムーア:47試合出場で“人格が変わるほど”の成長
レンジャーズで47試合に出場し、PFAスコットランド年間最優秀若手賞を受賞したムーアは、最終節前の会見で「この1年で自分の見方が変わった。毎日が意味を持つと気づいた」と語り、精神面の成長を強調した。
11ゴール関与、2,778分出場という数字以上に、本人は「このクラブは一生忘れない」と語り、レンジャーズでの経験がキャリアの基盤になったと明かした。
来季の去就は未定で、「新監督(デゼルビ)が自分をどう評価するかを聞いてから決める」としている。
その他のローン組
デイン・スカーレット(ハイバーニアン):13試合1得点1アシスト。最終節は31分出場。
高井幸大(ボルシアMG):筋損傷の影響で出場は8試合のみ。2月以降は4分のみ。
マノル・ソロモン(フィオレンティーナ):ユベントス戦でアシスト。復調し4試合連続90分出場。デゼルビとの旧知関係もあり、買い取り交渉の可能性。
タイリス・ホール(ノッツ・カウンティ):リーグ2プレーオフ決勝へ。39試合8得点2アシスト。
アルフィー・ドリントン(サルフォード):冬加入後12試合。プレーオフ決勝進出に貢献。
記事解説
スパーズのローン組は“単なる放出枠”ではなく、来季のデゼルビ体制に食い込む可能性を秘めている選手たちだ。特にヴスコヴィッチとムーアは、即戦力候補として評価が急上昇している。
一方で、ベリスのように“ローン先で価値を高め、売却益を生む”ケースもあり、スパーズのローン戦略がクラブ経営の一部として機能していることが分かる。今夏のデゼルビの判断は、彼らのキャリアだけでなく、クラブの編成にも大きな影響を与える。
投稿元:Forgotten Tottenham striker scores huge goal

