レポート
残留の行方に関係なく“抗議は実施”──CFTが示した強硬姿勢
スパーズのファングループ「Change for Tottenham(CFT)」は、最終節エヴァートン戦後に“クラブ経営陣への抗議”を行うと発表した。スパーズは残留圏内の17位にいるものの、チェルシー戦の敗戦で降格の可能性が残り、クラブ全体が緊張に包まれている。
CFTは声明で「試合結果に関係なく抗議は行う」と明言し、残留しても降格しても“クラブをこの状況に追い込んだ責任”をボードに問う姿勢を示した。抗議は試合終了後にバナーを掲げ、スタジアム外での声上げを予定している。
怒りの矛先は“判断の遅さと誤り”──フランク解任遅延とイゴール・トゥドール招聘
CFTは声明で、今季の混乱を招いた要因として「トーマス・フランクの解任が遅すぎたこと」「後任としてイゴール・トゥドールを選んだ判断」を強く批判した。声明は「クラブ史上最悪の連敗を招いた誤った決断」と断じ、経営陣の迷走が降格危機を招いたと主張している。
さらに1月の移籍市場での“無策”も問題視。コナー・ギャラガー以外に即戦力の補強がなく、チームの弱点が放置されたまま残留争いに突入したことを「7年間の衰退の象徴」と表現した。
ただし試合中は「全力でチームを支えろ」──CFTの二段構えのメッセージ
CFTは抗議を呼びかける一方で、試合中の90分間は「Nothing else matters(他のことはどうでもいい)」とし、全力でチームを後押しするよう求めている。残留を懸けた最終節で、選手たちが最大限の力を発揮できる環境を作ることを最優先に掲げた。
声明は「選手たちは我々の声を必要としている」「最後の1分まで支え、その後でボードに声を上げよう」と呼びかけ、チームとボードを明確に分けて扱う姿勢を示した。
記事解説
この記事の核心は、スパーズの危機が“ピッチ上の問題”だけでなく“クラブ運営の失策”に根ざしているというファン側の認識だ。CFTは単なる不満ではなく、具体的な判断ミス──監督交代の遅れ、誤った人選、補強の停滞──を挙げ、クラブの構造的問題を指摘している。
同時に、試合中はチームを支え、試合後に抗議するという“二段構え”の姿勢は、ファンがクラブを愛しながらも現経営陣に強い不信感を抱いていることを示している。残留争いの最終節は、ピッチ上だけでなくクラブ全体の未来を左右する一日となる。
投稿元:Tottenham fan group reveals new protest plans

