レポート
ロメロはなぜロンドンを離れたのか──“7000マイルの理由”
スパーズのキャプテン、クリスティアン・ロメロは、チェルシー戦という残留争いの大一番に帯同せず、アルゼンチンへ帰国していた。SNSには家族とともに南米へ向かう様子が投稿され、現地報道では「すでにコルドバ入り」と伝えられている。
目的は、彼の“生まれ育ったクラブ”ベルグラーノがリーベル・プレートと戦うリーグ決勝を観戦するため。ロメロは幼少期からベルグラーノを愛し続けており、家族とともにこの試合を見届けることを選んだ。
批判の声と“誤解”──本当にスパーズを軽視しているのか
この帰国は一部で「残留争いの最中に帰国するのは無責任」と批判された。しかし記事は、ロメロが“スパーズを軽視している”という見方は誤解だと強調する。彼は負傷後のリハビリをロンドンで行い、チームのために残留争い期間をクラブとともに過ごしてきた。
デゼルビも「Cristian Romero is a big player… he has been a great captain in my time(ロメロは素晴らしいキャプテンだ)」と語り、毎朝オフィスに顔を出し、ミーティングにも参加し、精神的支柱としてチームを支えてきたと明かしている。
“キャプテンの不在”が意味するもの──それでもチームは前に進む
ロメロは今季の残り試合に出場できず、チェルシー戦もエヴァートン戦もピッチに立つことはない。彼の帰国は、批判の材料として扱われる可能性があるが、記事は「彼がチームを見捨てたわけではない」と明確に示している。
スパーズはロメロ不在の中でも戦わなければならず、デゼルビは「クラブは一人の選手より大きい」と語り、残留を懸けた戦いは“ピッチに立つ11人とベンチの選手たち”に託されると強調している。
【ルーツ探訪】クリスティアン・ロメロ──ベルグラーノでの日々
記事解説
この記事のポイントは、ロメロの帰国が“無責任”ではなく“誤解されやすい事情”を含んでいる点にある。彼はベルグラーノへの深い愛情を持ちながらも、スパーズのキャプテンとしての責任を果たしてきた。デゼルビの証言はその裏付けとなっている。
残留争いの最中にキャプテンが不在という事実は重いが、ロメロの行動を単純に批判するのは正確ではない。彼は今季の多くを負傷で失いながらも、精神的支柱としてチームを支え続けた。スパーズはその“見えない貢献”を理解しつつ、最終節を戦う必要がある。
投稿元:Why Cristian Romero will be 7,000 miles away

