レポート
ファンデフェン売却は“再建の根本”を揺るがす
トッテナムの夏は、ファンデフェンを残せるかどうかで成否が決まると言っていい。
契約交渉は一時停止中。リバプールはファン・ダイクの後継者として注視し、バルセロナ、レアル・マドリード、マン・ユナイテッドも獲得候補として名前を挙げている。
残留争いの最中である今は動かないが、残留が決まった瞬間に本格的な争奪戦が始まると見られている。
理由①:ファンデフェンは“スパーズ最高の選手”である
記事は明確に断言する。
「ファンデフェンはトッテナムのベストプレーヤーだ」
欧州トップクラブが同時に狙うセンターバックは、市場にほとんど存在しない。スピード、カバー範囲、ビルドアップ能力、対人の強さ。これらを兼ね備えた選手は“買って補える”タイプではない。
理由②:ロメロ退団濃厚の中、両CB喪失は致命傷
ロメロは夏の退団が既定路線とされ、レアル・アトレティコ・バルサが興味を示している。
つまり、ファンデフェンを失えば、デゼルビ初年度のCBがヴスコヴィッチ(19)とダンソという構成になる。
ヴスコヴィッチは才能豊かだが、プレミアの即戦力としては未知数。ダンソはバックアップレベル。
この状態でデゼルビ式のハイラインを成立させるのは無謀に近い。
理由③:デゼルビが“ファンデフェンの考えを変えた”という事実
数週間前まで、ファンデフェンは移籍に前向きと報じられていた。
しかし、デゼルビ就任後に状況が激変。
ベン・ジェイコブズによれば、ファンデフェンは「新契約に非常に前向き」になっており、デゼルビの指導を楽しんでいるという。
選手が“監督のために残りたい”と感じる関係性は希少で、これを壊すのは愚策だと記事は指摘する。
理由④:売却しても“同等の選手は買えない”という現実
仮に£80mで売却したとしても、同等のセンターバックを獲得するには同額以上が必要。
しかも、新加入選手はデゼルビ式の守備構造を理解するまで最低1シーズンは必要。
ファンデフェンはすでに適応済みで、チームの戦術的基盤となっている。
理由⑤:25歳、契約2029年まで——“売る理由がない”
ファンデフェンは25歳。契約は2029年まで。クラブは完全に主導権を握っている。
記事は、「25歳で残留意欲があり、監督が必要としている選手を売るのはクラブの過去の失敗を繰り返すだけ」と強調する。
記事解説
ファンデフェン残留は“デゼルビ再建の前提条件”
この記事の核心は、「ファンデフェンを残せなければ再建は成立しない」という一点に尽きる。
デゼルビ流のハイラインは、ファンデフェンのスピードとカバー範囲があって初めて成立する。彼を失うことは、戦術の根本を失うことを意味する。
残留が決まった瞬間、クラブは“即交渉”に動くべき
記事は、「残留が決まったら、翌朝にはファンデフェンの契約延長交渉を開始すべき」と主張する。
夏の移籍市場は騒音が多く、ビッグクラブが動き出す前に契約を固めることが最重要だ。
投稿元:Five reasons Tottenham simply cannot afford to sell Micky Van de Ven, even for £100m

